canonicalとは?重複するURLで正規化でサイトの評価を上げる!

canonical(カノニカル)とは、canonicalタグと呼ばれる「重複するコンテンツを正規化する」ために使われるタグのこと。

このcanonicalタグによって、複数の同じようなページを持つサイト内のコンテンツを検索エンジンにそれぞれ有効に認識してもらうことが可能です。

逆にこのような作業を行わずに放置すると、検索エンジンが同じコンテンツが重複していると勘違いしてSEOの検索順位を下げてしまう可能性かあります。

ここでは、そのようなリスクを減らすことができるcanonicalタグについて詳しく解説し、あなたの大切なサイトの価値を下げずに済む対策の仕方を紹介します。

目次

canonicalとは

canonicalは、canonicalタグと呼ばれる「重複するコンテンツを正規化する」ために使われるタグのことを言います。

サイト運営をする際には、いろいろなコンテンツが重複することがあります。例えばECサイトで色やサイズの違うシャツにそれぞれのページを持たせると、それぞれのページがGoogleなどの検索エンジンにバラバラに評価されてしまう恐れがあるのです。

そんなリスクをなくすために使われるのがcanonicalタグになります。

ただし、canonicalタグは使い方を間違えるとSEOの検索順位を大きく落としてしまう可能性もありますので注意してください。

この記事では、canonicalタグを使用する目的や、実際にどのように設置するのかについて解説していきます。

canonicalが必要な理由

では実際にcanonicalタグを使うことで、どのような効果を期待できるのかについて解説します。

具体的なcanonicalタグを使うメリットは2つ。それが「リンク評価の分散を防ぐ」と「検索エンジンにインデックスさせたいページを認識させる」ことです。

以下では、それぞれについて詳しく解説していきます。

リンク評価の分散を防ぐ

まず1つめのメリットは、canonicalタグを使うことで「URLを正規化し、リンクの評価の分散を防ぐ」効果を期待できます。

Webサイトなどを制作する過程において「同じ内容のページ(重複するコンテンツ)」が意図せずにできることがあります。しかし、このようなコンテンツを放置することは良くありません。

先ほど例に挙げたように、ECサイトで1枚のシャツをサイズや色別に分けてページを作成します。するとそれぞれにURLが付けられて、各ページがバラバラに評価されてしまうのです。また都合の悪いことに、これらがURLが異なっているのに内容が同じということで「コピー」とみなされ、検索エンジンの評価が大きく下がるというリスクが生じます。

よくある例としては、URLに「www」や「index.html」、「/」があったりなかったりする場合です。

これを具体的にすると、以下のような感じに…。

  • http://www.mogumogu.jp/shirt
  • http://www.mogumogu.jp/shirt/
  • http://www.mogumogu.jp/shirt/index.html
  • http://mogumogu.jp/shirt
  • http://mogumogu.jp/shirt/
  • http://mogumogu.jp/shirt/index.html

こういったURLを、なんとなく見たことがある方も多いのではないでしょうか?

このような6つのURLでコンテンツが重複しており、その全てが検索エンジンにインデックスされていた場合には、ページの評価が単純計算で1/6になってしまうと考えられます。そのためにサイトやページ評価が上がらないともったいないですよね。

そこでcanonicalタグを使うことで、メインとなる正規のURLを検索エンジンに認めてもらい、それぞれ付随するページもまとめて評価してもらうのです。

検索エンジンにインデックスさせたいページを認識させる

そして2つめのメリットは、URLの正規化によって「検索エンジンにインデックスさせたいページを認識させることができる」という点です。

基本的にWeb上にコンテンツを載せてしまうと、どのコンテンツをインデックスに登録されるかは自分では判断できません。

さらに上記のように同じ内容の重複するページがいくつもある場合でも、検索エンジンはそれらの全てをインデックスに登録しようとします。そうすると、インデックスする際には重複ページがそれぞれ別のページとして判断されるわけです。

しかしそれぞれが同じような内容のコンテンツでは、制作側の意図することに関わらず、検索エンジンがコピーページや独自性の無い「質の低いコンテンツ」と判断してしまう可能性があります。結果としてSEOに悪影響となり、最悪は自分がメインにしたかったページがインデックスから除外されることも起こり得るのです。

この「canonicalタグ」を上手に使うことで、大切なコンテンツが除外されないだけでなく、自分の思惑通りにメインのコンテンツを検索エンジンに認識してもらえるようになります。

canonicalの記述方法と注意点

それでは、実際にcanonicalタグの記述方法と注意点について確認していきましょう。

この「canonicalタグ」の使い方を理解して適用することで、あなたのサイトの検索順位が劇的に上昇するかもしれません。しっかりと覚えて、ぜひ応用してくださいね!

記述方法

例えば先ほどの6つのURLの一番目の「http://www.mogumogu.jp/shirt」を認識させたい場合には以下のようにURLを置き換えます。

<link rel=”canonical” href=”http://www.mogumogu.jp/shirt” />

このcanonicalを記入する際は、必ず「絶対パス(省略なしのURL)」を使用してください。また記述する位置は、URLの<head>タグ内の上部にrel=“canonical”を配置するのが正しく、<body>など、間違った場所に配置しても無視されます。

記述時の注意点

canonicalタグの記述時の注意点としては、まずはcanonicalタグを「head内に含めること」と「ソース上部に記述する」ことを意識して下さい。

さらに手動でページを追加していく場合には、間違ったURLを入力して公開してしまうスペルミスなどの自分が意図していないURLへ指定してしまう危険性があります。このようにcanonicalタグを間違ったURLに指定したままにしておくと、最悪の場合はサイトの順位が全て圏外になってしまう可能性も0ではありません。ですので、絶対に指定するURLを間違えないように注意してください。

WordPress利用者には嬉しいプラグイン

この非常に便利で、ちょっややこしい?「canonicalタグ」ですが、WordPressには便利に使用できるプラグインがあります。

WordPressを使用して作成しているWebサイトには、この「canonicalタグ」を自動で設定できるプラグインがあるため、ぜひこちらの使用がおすすめです。

このおすすめのプラグインは「All in One SEO Pack」と呼ばれており、自動的にcanonicalタグをheadタグ内に記入できます。

プラグインを有効化した場合には、必ず管理画面の左サイドのメニューから「All in One SEO Pack」の一般設定を確認して下さい。そこで「Canonical URL」の項目にチェックが入っていれば設定完了できているはずです。

また「カスタム Canonical URL 」を有効化することにより、それぞれの投稿ページや固定ページごとにcanonicaIタグの設定が可能になります。そしてページ作成画面の下部に表示される「canonicalの指定先URLを追加する項目」に対象ページのURLを記載すれば、まとめたいコンテンツが関連付けられるので非常に便利なのです。

canonicalを使用する方がよい事例

このように、サイト内にいくつもあるコンテンツをまとめるのに便利な「canonicalタグ」ですが、実際にはどのようなケースで使用すれば良いのでしょうか?ここでは4つの例で、分かりやすく紹介していきます。

スマートフォンとデスクトップでURLが異なる場合

Webサイトを運営していると、一般的にはPC用サイトとスマホ用サイトの両方のURLを持つことになります。しかし基本的にはそれらのサイトのコンテンツ内容は同じのため、検索エンジンから「質の低いサイト」とみなされる可能性があるのです。その際にcanonicalタグを使用しておけば、サイトの質を公平に判断してもらえます。

ABテスト実施時に類似コンテンツ(広告用ランディングページ)

ABテストで内容が似通ったコンテンツのページでは、どうしても検索エンジンに重複コンテンツと判断されてしまう可能性が高くなります。そんな時にどちらか一方のURLをcanonicalタグで正規化しておけば、ABテストのコンテンツの両方をテストすることができるのです。

メディアサイトでページネーションを設定する場合

ページネーションとは『ページ送り』『ページ割り』などと呼ばれる機能のことで、コンテンツのボリュームが多い場合に、その内容を分割して表示するときに使う手法です。

例えば、何ページにも及ぶ長い記事や、多数の商品を取り扱うECサイトの商品ページなどがあてはまります。そのようなコンテンツをcanonicalタグで分割して表示することで、ユーザーが商品を見やすくなり、購買につながる確立が上がるかもしれません。

ECサイト等の重複コンテンツを起こしやすいサイト

ECサイトでは多種多様な商品を扱う中で、サイズや色違いなど、規格が同じ内容で複数のページを作成することがあります。そんな時もcanonicalタグを使ってURLを正規化することで、検索エンジンからのペナルティを回避できるのです。

このように似通ったコンテンツを同じサイト内で表示する必要がある場合には「canonicalタグ」が有効になります。

canonical設置後はGoogle Search Consoleで確認しましょう

先にも説明しましたが、「canonicalタグ」を設置する際はURLの指定先を絶対に間違えてはなりません。もしもURLの指定先の間違いに気づかずに放置してしまうと、最悪の場合はサイトの順位が全て圏外になるリスクがあるからです。

基本的には全く違う内容のページにcanonicalタグを設定しても、検索エンジンがそのタグを無視するケースが目立ちますが、決してノーリスクではありません。

そこでこのようなミスが起こらないように、canonical設置後はGoogle Search Consoleで確認しましょう。アナログな方法ではありますが、Search Consoleでチェックすることは安全なチェック方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?Webサイトを運営する上では「canonicalタグ」の使い方を理解しておくことで、便利なだけでなく検索エンジンのインデックスから除外されないようにコンテンツを保護することにもなるのです。

ただURLの指定先を間違えて使用するとペナルティが課せられる可能性も否定できないので、WordPressの便利なプラグインの「All in One SEO Pack」がおすすめです。「All in One SEO Pack」を使うことで簡単にcanonicalタグを設定できるだけでなく、設定ミスというリスクを回避できるからです。

便利で効果的なサイト運営ができる「canonicalタグ」を、ぜひ安全に使用してくださいね!

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