CPCとは?クリック単価を下げる方法も解説!

「CPC」とは、Webサイト上の広告を1回クリックするごとに発生する広告料金の単価を意味する略語です。

インターネット広告にはいくつかの種類がありますが、広告の費用対効果を最大化するためには最適な課金方式を選択する必要があります。

Webマーケティングに携わる方のなかには、リスティング広告の運用を検討している人や、CPCを下げたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、クリック単価を意味する「CPC」の意味や計算方法、CPCを下げるための施策について詳しく解説します。「CPCの意味を知りたい」「リスティング広告のクリック単価を下げたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

目次

CPCとは

CPCは「Cost Per Click」の略語で、Webサイトに掲載した広告が1回クリックされるごとに発生する費用のことです。日本語では「クリック単価」と表現されることもあります。

CPCが発生するのは主にリスティング広告(検索連動広告)です。このリスティング広告は、検索エンジンでユーザーがキーワードを検索した際に、画面上に表示されるテキスト形式の広告を指します。検索エンジンで調べたいキーワードを入力するとオーガニックサーチ(自然検索)の結果よりも上位に表示されるURLの左側に「広告」と明記されている広告です。

クリック課金型広告の総称

クリック課金型広告は、通常「PPC」と呼ばれています。PPCとは「Pay Per Click」の略語で、日本語にすると「クリックごとの広告」という意味です。PPCは、ユーザーからのワンクリックごとに課金される広告のことをいいます。

ウェブサイトに掲載されるPPC広告は、大きく分けて以下の3種類があります。

  • リスティング広告

リスティング広告は、ユーザーが検索エンジンで検索をしたときに表示される広告です。

  • ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、ユーザーが他のコンテンツを見ている時に表示される広告です。

  • SNS系広告

SNS広告は、Facebook・Twitter・Instagram・LINEといったSNSプラットフォームに配信する広告です。

この3種類の広告はそれぞれにターゲットを明確に捉える精度の高さがあります。

ただクリック単価を意味するCPCが、最近ではクリック課金型広告の総称としても呼ばれるケースがありますのでそれぞれの使い分けには注意しましょう。

クリック単価

広告がクリックされるごとに料金が発生する課金方式のことを「CPC課金(クリック課金)」といいます。たとえば、CPC200円で広告を出稿して広告が50回クリックされた場合、広告費は10,000円です。

CPCの特徴は、広告が表示されているだけでは広告費はかからず、クリックされて初めて広告費が発生する仕組みになっています。そのために同じ広告費用でも、CPCが低い方がより多くの広告流入ができていることになります。

CPCは、広告効果を検証するための指標として、オンライン上で自社のサイトへのアクセスがどれくらい効率よく獲得出来ているかを調査するのには便利な手法です。ただし、ビジネスの観点ではアクセスそのものが成果では無いため、自社の目的である「成果」へ繋がった割合(CPA=顧客獲得単価)も意識する必要があります。

CPCの計算方法

CPCは、「広告費÷クリック数」で計算できます。たとえば、広告費が20,000円で広告が500回クリックされた場合、CPCは以下の計算式となります。

20,000÷500=40円

この場合、CPCは40円です。このようにCPCが低いほど低コストで広告の運用・流入を見込めるため、費用対効果が高い広告といえるのです。

クリック課金型広告のCPCの決まり方

CPCは、1クリック数十円から1万円以上のキーワードまで幅広くあります。まずはGoogleキーワードプランナーで、指定したキーワードの入札単価の大まかな目安を確認してみることをおすすめします。

ここでは、CPC課金で代表的なリスティング広告を例として、CPCの決まり方を解説しましょう。

クリック課金型広告であるCPCは、基本的には競合とのオークションによって決定されます。そのため「コンバージョンされやすい」など見込みのあるキーワードは、CPCが高くなる傾向にあります。

CPCは単に入札金額だけで争うのではなく、以下の3つの要素から構成される「広告ランク」によって決定されます。

広告ランクが高いほど、上位の広告枠に掲載されるようになっています。

・入札単価

・品質スコア

・広告表示オプション

広告ランクの計算式は、品質スコア×入札単価+広告表示オプションです。では実際に、CPCを下げるためには、どのような施策を取るべきでしょうか。

CPCを下げる施策

CPCを効果的に下げるためには、広告やランディングページの品質スコアを高めなければなりません。また、リスティング広告に活用するキーワードを選定・除外する必要もあります。

ただし、キーワードによってはCPCが平均的に高い可能性もあるため、平均CPCをチェックするのがおすすめです。ここでは、CPCを下げるための施策について具体的に紹介します。

品質スコアの改善

品質スコアは主に「広告の関連性」「推定クリック率」「ランディングページの利便性」の3つの要素で決定されます。

以下では、それぞれの要因について詳しく解説します。

  • 広告の関連性

広告の関連性は、ユーザーの検索意図と広告が一致する度合いのことを指します。キーワードをタイトルに含めるなど、SEO対策ができているかが重要なポイントです。

ユーザーが検索するキーワードに対して、適切な広告が表示できているかどうかは必須の対策となっています。

  • 推定クリック率

推定クリック率は、広告が表示された際にクリックされる割合のことです。同じキーワードで広告を出稿する競合と比較をして、クリック率の割合を相対的に評価されるようになっています。

それぞれ順位別のクリック率が算出されるため、掲載順位が高いからといって推定クリック率に影響するわけではありません。

推定クリック率を改善する際は、広告としてのテキストや訴求、商品・サービス自体の魅力について意識することが大切です。

  • ランディングページ(LP)の利便性

ランディングページの利便性は、広告をクリックしたユーザーのニーズが快適かつ有用かどうかを示します。

商品やサービス・会社の信頼性や表示速度、レスポンシブ対応になっているかなど適切に評価されるLPを作成する必要があります。

Googleの品質スコアは自分で確認することができますが、デフォルトで非表示の設定になっているため、以下の方法で表示させましょう。

Google広告のキーワード画面から、表示項目をクリック。表示項目の変更をクリックから、品質スコア・推定クリック率・ランディングページの利便性・広告の関連性にチェックを入れて適用します。

それぞれ3つの要素には、「平均より上」「平均的」「平均より下」のステータスが付きます。「平均より上」でない要素は、改善する余地があるといえるため、社内で改善施策を行いましょう。

不要なキーワードの除外

CPCを下げるためには、不要なキーワードを除外しつつ、キーワードを選定することが大切です。

まずは、ユーザーがどのような検索意図を持っているのかを分析することが重要なポイントです。Googleのサジェストでは、ユーザーの検索ワードを見ることができます。リスティング広告に役立てることができるため、キーワードの分析は不可欠です。

また、競合が少なく、CPCの入札金額が低いキーワードは、コンバージョンに繋がりにくい可能性も考えられます。競合が広告を出稿していない範囲は、そもそも広告を出しても意味がないことがほとんどです。ただし、競合がまだ気づいていない可能性もあるため、必ず精査をしてキーワードを選定しましょう。

ただ、最近ではリスティング広告を取り巻く環境が大きく変化しています。それはオンライン広告の一環としてリスティング広告がポピュラーになり、競合他社が増えたことで広告効率の良い人気のキーワードの入札価格が高騰し、結果としてCPCが悪化する傾向にあることです。単純に上位掲載を目指すだけでは広告コストがかさむために、リスティング広告の予算を見直す企業も増えています。

これまでのインターネットユーザーは、主に検索エンジンを情報入手の手段として利用していましたが、最近ではFacebookやTwitterといったSNSで共有された情報を検索する傾向が強くなっています。これはインターネットが「情報を提供する場」から「情報を共有する場」に変わりつつあることを意味しています。こうした背景の中、検索エンジンが順位決定のアルゴリズムにおいて「ソーシャルシグナル」を取り入れるなど、インターネット広告もこれから更に変化していくでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はクリック単価を意味する「CPC」の意味や計算方法、CPCを下げるための施策について紹介しました。

リスティング広告を運用する際には、キーワードや競合を分析しつつ、自社のコンテンツや商品・サービスの魅力度を高めることが大切になります。

まずはキーワードプランナーでCPCを確認することもおすすめです。リスティング広告を出稿している人は、ぜひ品質スコアを確認してください。

そのなかで、CPCを含めた広告の費用対効果を最大限に高める方法に努めることが重要なのです。

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