【保存版】Facebook広告のフリークエンシーの基本!改善方法もご紹介

Facebook広告のフリークエンシーは、広告が何回表示されたのかを示す指標です。

「フリークエンシーは調整できるのだろうか」

「フリークエンシーが多いと何が悪いのだろうか」といった疑問にお応えすべく、今回はFacebook広告のフリークエンシーについて分かりやすく解説します。

よく混同される「フリークエンシーキャップ」や「リーチ&フリークエンシー」についてもその違いや使い方をご紹介します。

目次

Facebook広告のフリークエンシーとは?

Facebook広告のフリークエンシーとは、一人のユーザーに対する広告の平均表示回数です。

フリークエンシーはインプレッション数をリーチで割って算出されます。

※インプレッション数:広告が画面に表示された回数で、重複がカウントされます。

※リーチ:広告を見た人の数で、重複がカウントされません。

FacebookやInstagramを利用しているときに「ついさっき同じ広告を見た」という経験はございませんか。

広告が何度も表示されると、ユーザーは広告や商品に対してマイナスなイメージを抱き、ブランドイメージ低下のリスクがあります。

広告クリエイティブも摩耗し、広告のパフォーマンス悪化にもつながるでしょう。

一方、フリークエンシーが少なすぎると、ユーザーは広告で見た内容をすぐに忘れてしまい、機会損失をしている可能性が高いです。

フリークエンシーの目安は?

では、フリークエンシーは何回くらいであれば良いのでしょうか。

フリークエンシーの目安は1桁台(2〜5回)とされており、Facebook公式によると1つの広告セットあたりのフリークエンシーは平均1〜2になるようです。

参考:フリークエンシー|Metaビジネスヘルプセンター

フリークエンシーは広告のターゲットユーザーや商材、広告を出す期間、予算など複数の要素によって変動します。

目安の数値は参考程度に、CTR(クリック率)やCVR(コンバージョン率)など本来の目的の数値の状況を元に判断するのが良いでしょう。

フリークエンシーの調節については次の「フリークエンシーキャップ」でご紹介します。

フリークエンシーキャップとは?

フリークエンシーキャップとは、1人のユーザーに対して広告を表示できる頻度の上限を指します。

Facebook広告のフリークエンシーは基本的に手動で調整できず、Facebook側の独自のアルゴリズムによって自動最適化されます。

例えば、Facebookニュースフィードでは1人のユーザーに対して2時間に1回以上表示されることはなく、Instagramのストーリーズでは一人のユーザーに対して6時間に1回以上表示されることはありません。

参考:フリークエンシーキャップについて|Metaビジネスヘルプセンター

フリークエンシーキャップを調整できる例外は次の二つです。

・購入タイプで「リーチ&フリークエンシー」を選択した場合

・購入タイプで通常の「オークション」、広告の目的で「リーチ」を選択した場合

フリークエンシーが増えたらどうする?

クリエイティブを改善する

同じ広告をユーザーに何度も見せていることになるため、広告のデザインを変えて、摩耗を防ぎましょう。

クリエイティブの改善には複数の要素があります。

例えば「訴求内容」のA/Bテストです。

価格訴求にしていたものを機能訴求にしたり、商品の中身をアピールする画像から商品の外見を全面に押し出す画像にしてみたりといった工夫が挙げられます。

そのほかにも「色」「動画」「テキストの色・フォント」「画像のレイアウト」「画像」といった切り口から、クリエイティブを変えてみると良いでしょう。

ターゲティングを変更する

今のターゲットに対して広告を見せきった可能性があります。

新しいターゲティング設定に切り替えましょう。

例えば、年齢や地域で絞っていた場合は、少しユーザー層を拡大して配信しても良いかもしれません。

ターゲットを広げるとさらに多くのリーチを獲得できますが、潜在層の割合が多くなり、短期的にCVRやCTRが低下するリスクも頭に入れておきましょう。

フリークエンシーの確認方法

① Facebook広告マネージャーの「パフォーマンス」をクリックします。

② 「パフォーマンス」の中の「パフォーマンスとクリック数」を選択します。

③ フリークエンシーから数値を確認します。

※フリークエンシーという指標がない場合

「パフォーマンス」をクリックし、「列をカスタマイズ」を選択します。

「フリークエンシー」にチェックを入れて実行をすれば確認できます。

リーチ&フリークエンシーとは?

リーチ&フリークエンシーはFacebook広告の購入タイプのひとつです。

最大90日間の広告キャンペーンを6ヶ月前から予約し、自動的にインプレッション課金(CPM)が選択されます。

自動算出されたCPMを入金する形式ですが、リーチ&フリークエンシーはFacebookの定める条件をクリアしていないと利用できません。

Facebook広告では、もうひとつの購入タイプであるオークション形式が選択されるケースが多いです。

オークション形式ではフリークエンシーの調整ができませんが、少額から出稿でき、入札金額を競い合って広告枠を獲得します。

事前予約型であるリーチ&フリークエンシーの主な特徴は次の4つです。

① 最低出稿料金が高い

リーチ&フリークエンシーの最低出稿料金は公式には出されていませんが、数百万円以上は想定しておきましょう。

理由はFacebook広告の中でも特段に優れたリーチ力です。

フリークエンシーを変更することで、より多くのリーチを獲得できます。

② 広告を見せたい順番で見せることができる

リーチ&フリークエンシーには、広告クリエイティブを任意の順番で見せられる「アドシークエンス」という機能がついています。

ユーザーにより深く認知してもらえる可能性が高いため、ブランディング目的の広告と相性が良いです。

③ フリークエンシーの調整ができる

リーチ&フリークエンシーでは、「いつどの時間帯に見せるのか」「一人のユーザーに対して何回広告を見せるのか」といったフリークエンシーをコントロールできます。

例えば、すでに認知度の高いブランドの場合、フリークエンシーを週1〜2回に減らしてリーチの数を伸ばすといった戦略が考えられます。

ちなみに、リーチ&フリークエンシーが適しているのは、20万人以上のターゲットにリーチしたいときや、国全体をターゲットにしたいときなど広告キャンペーンの規模が大きい場合です。

参考:リーチ&フリークエンシー購入が適しているケース

まとめ

Facebook広告のフリークエンシーについて解説しました。

・フリークエンシーは自動調整される

・フリークエンシーが多すぎると、ネガティブなイメージにつながる恐れがある

・クリエイティブとターゲットを変えることでフリークエンシーは改善できる

・フリークエンシーを細かく設定できるのは「リーチ&フリークエンシー」を選択した場合のみ

要点は上記4点です。

フリークエンシーも見つつ、「広告関連度診断」など他の指標も忘れずにチェックしていきましょう。

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