X(旧:Twitter)のアプリインストール広告とは?設定方法やメリットを徹底解説

目次

X(旧:Twitter)アプリインストール広告とは?

X(旧:Twitter)アプリインストール広告とは、X(旧:Twitter)上でアプリのダウンロードを促進するための広告形式です。広告をタップすると、直接アプリのダウンロードページに遷移します。

X(旧:Twitter)のタイムラインやプロフィール画面に表示され、通常のツイートと同様に画像や動画の使用が可能です。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告の種類

X(旧:Twitter)アプリインストール広告には2つの種類があります。

  • 画像広告
  • 動画広告

画像広告

画像引用:X(旧:Twitter)広告ヘルプセンター|広告クリエイティブの仕様

ツイート本文140文字(日本語の場合)
推奨されるファイル形式PNG、JPEG
最大ファイルサイズ5MB

画像広告では、画像を用いてアプリの機能や特徴を伝えることができます。入力できる本文は通常のツイートと同じく140字です。ただし、そのうち12文字(半角英数字23字)はリンクのURLに使われてしまうため、実際は128文字(日本語の場合)となります。

推奨されるファイル形式はPNG、JPEGです。BMPとTIFFは使えないので注意してください。

画像広告には5種類あります。

  • アプリボタン付きの画像広告
  • カンバセーションボタン付きの画像広告
  • 投票付きの画像広告
  • ウェブサイトボタン付きの画像広告
  • 独立した画像広告

推奨されるサイズはアスペクト比1.91:1の場合、800 x 418ピクセルです。アスペクト比1:1の場合、800 x 800です。

動画広告

画像引用:X(旧:Twitter)広告ヘルプセンター|広告クリエイティブの仕様

ツイート本文140文字(日本語の場合)
推奨されるファイル形式MP4、MOV
最大ファイルサイズ最大1GB
動画の長さ推奨:15秒以内最長:2分20秒
推奨されるブランディング動画全体を通して表示すること
推奨されるキャプションクローズドキャプションテキストオーバーレイ
動画ビットレート1080pの動画:6,000k~10,000k(6,000kを推奨)720pの動画:5,000k〜8,000k(5,000kを推奨)
フレームレート29.97FPSまたは30FPS
オーディオコーデックAAC LC
推奨動画コーデック4:2:0の色空間に対応するH.264、ベースライン、メインまたはハイプロファイル
サムネイルファイル:PNGまたはJPEGアスペクト比:動画と同じ比率を推奨最大サイズ:5MB
ループ60秒未満の場合、ループ再生される

動画広告も画像広告と同じく、テキストでアピールすることができます。使える文字数は画像広告と同じで実質128文字(日本語の場合)です。

動画広告は最長2分20秒ですが、広告主によっては10分まで延長できることもあります。動画広告の種類は以下の5つです。

  • 独立した動画広告
  • ウェブサイトボタン付きの動画広告
  • アプリボタン付きの動画広告
  • カンバセーションボタン付きの動画広告
  • 投票付きの動画広告

推奨されるアスペクト比は16:9の場合、800 x 450ピクセルです。アスペクト比1:1の場合、800 x 800ピクセルが推奨されています。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告の配信面について

X(旧:Twitter)アプリインストール広告の配信面は主に4つあります。

  • タイムライン
  • 詳細ページ
  • 検索結果上部
  • パートナーアプリケーション

 タイムライン

内容  X(旧:Twitter)アプリインストール広告の配信面のひとつ、タイムラインについて説明する。

「タイムライン」とは、ツイートが時間順に表示される画面のことです。タイムライン上は多くの方が目にすることから、認知の拡大が期待できます。

このように「プロモーション」という文字とともに広告が配信されます。

詳細ページ

詳細ページとはユーザーのプロフィールやツイート画面のことです。ユーザーがタイムラインから離れた場合でも、このようにアプリ広告が表示されることもあります。

 検索結果上部

内容  X(旧:Twitter)アプリインストール広告の配信面のひとつ、検索結果上部について説明する。

検索結果上部は、X(旧:Twitter)の検索結果ページの上部に表示される広告スペースです。ユーザーがキーワード検索した際に、関連した広告が表示されます。

例えば「クレジットカード」で検索した場合、金融機関のアプリ広告が主に表示されます。このように、X(旧:Twitter)ユーザーが検索しやすい商品やサービスを扱っている場合におすすめです。

パートナーアプリケーション

パートナーアプリケーションとは、X(旧:Twitter)が提携する外部アプリケーションのことを指します。X(旧:Twitter)オーディエンスプラットフォームを利用することで、X(旧:Twitter)以外のアプリでも広告を表示させられます。

画像引用:X(旧:Twitter)プラットフォーム|X(旧:Twitter)オーディエンスプラットフォームでX(旧:Twitter)や外部へのリーチを拡大

X(旧:Twitter)を使っていないユーザーにもアピールできるため、より多くの方に自社の商品やサービスを知ってもらえるでしょう。

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X(旧:Twitter)アプリインストール広告のターゲティングについて

内容  X(旧:Twitter)アプリインストール広告のターゲティングについて説明する。

挿入KW X(旧:Twitter)アプリインストール広告

X(旧:Twitter)アプリインストール広告では、さまざまなターゲティングが可能です。ここでは3つのターゲティングについて説明します。

  • テイラードオーディエンスターゲティング
  • オーディエンスの特性に基づいたターゲティング
  • オーディエンスの条件に基づいたターゲティング

テイラードオーディエンスターゲティング

テイラードオーディエンスターゲティングとは、いわゆるリマーケティングのことです。すでに自社のアプリを利用したことがある方や認知している方に対して、利用を再開するよう促すことができます。

テイラードオーディエンスターゲティングには3つの方法があります。

方法説明
オーディエンスリストメールアドレスやX(旧:Twitter)のIDなど、自社で顧客リストを用意してターゲットにする
ウェブサイト最近ウェブサイトにアクセスした人をターゲットにする
モバイルアプリのユーザーインストールや登録など特定の操作を行ったアプリのユーザーをターゲットにする

オーディエンスリストではX(旧:Twitter)ユーザー名やメールアドレスでターゲティングが可能です。

「アプリは使ったことがないけれど、サイトは訪問したことがある」という場合、ウェブサイトでターゲティングしましょう。

すでにアプリを利用している場合、モバイルアプリのユーザーをターゲティングすることがおすすめです。

オーディエンスの特性に基づいたターゲティング

X(旧:Twitter)アプリインストール広告では、以下の特性でターゲティングすることもできます。

特性絞り込み
地域国、地域、主要都市圏、市区町村、郵便番号
言語46言語
端末端末モデル、OSバージョン、携帯電話会社、プラットフォーム
年齢21種類の年齢セグメント
性別男性または女性

広告はオーディエンスの特性をしっかり定めなければ意味がありません。例えば、女性しか使えないアプリを男性に表示しても、あまり効果的であるとはいえないでしょう。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告では、かなり詳しくターゲットの属性を決められます。ただし、属性を絞り込みすぎると表示回数が少なくなってしまうため注意が必要です。

オーディエンスの条件に基づいたターゲティング

以下の条件でもターゲティングできます。

条件ターゲティングできるユーザー
会話特定のトピックで会話をしているユーザー引っ越しや部屋探しの会話をしているユーザーに、不動産会社のアプリ広告を表示する
イベント世界中のさまざまなイベントに興味を持っているユーザーワールドカップに興味を持っているユーザーに、スポーツゲームのアプリ広告を表示する
エンゲージメントさまざまなトピックにいいねやリツイートしたユーザー株価情報をリツイートした人に金融のニュースアプリ広告を表示する
キーワード特定のキーワードを検索したユーザーゲームのツイートに興味を示した人にゲームのアプリ広告を表示する
映画とテレビ番組対象のテレビ番組や映画に反応するユーザーお笑い番組をよく見ている人に、エンターテイメント系のアプリ広告を表示する
興味関心およびフォロワーが似ているアカウント特定のトピックに関心を示したユーザー健康やダイエットのトピックに関心を示しているユーザーに、フィットネス系のアプリを表示する

よりターゲットを絞りたい場合、オーディエンスの条件に基づいてターゲティングしましょう。例えばサッカーのアプリ広告を配信したい場合、サッカーについて会話したりサッカーの情報をリツイートしたりしている人をターゲットにすることがおすすめです。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告の設定方法

X(旧:Twitter)アプリインストール広告は以下の手順で設定できます。

  1. アプリの登録
  2. ツイートの作成
  3. キャンペーンの作成
  4. 広告グループの詳細設定
  5. プレースメントの設定
  6. クリエイティブの設定

アプリの登録

まずはアプリを登録しましょう。X(旧:Twitter)広告にログインし、上部のメニューから「アプリマネージャー」をクリックしてください。

「アプリを追加」もしくは「新しいアプリを追加」をクリックします。

プラットフォームを選択し、App StoreのアプリURLもしくはIDを入力しましょう。

画面右下にある「保存」をタップしてください。

ツイートの作成

次に、ツイートを作成しましょう。クリエイティブタブにある「ツイート作成画面」をクリックします。

以下の点を編集しましょう。

  • 広告名
  • ランディングページの種類
  • ツイート内容
  • メディア(画像や動画)

編集中は右の画面でプレビュー表示されます。

最後に右上にある「ツイート」をクリックしてください。矢印を選択すると、下書き保存や予約設定ができます。

キャンペーンの作成

キャンペーンを作成する場合、トップページに移動してください。画面右上にある「キャンペーンを作成」をクリックしましょう。

キャンペーンは2種類あります。

  • シンプル:設定項目が限られており、スピーディーに配信できる
  • アドバンス:ある程度自由に設定でき、高度な広告キャンペーンを作れる

アプリ広告の場合、「アドバンス」を選びましょう。

「アプリのインストール数」を選択して「次」をクリックしてください。

広告グループの詳細設定

広告グループを作成しましょう。

広告グループ名を入力し、配信したいアプリを選びます。

予算とスケジュールを設定してください。

「配信」では広告の目的や入札戦略を設定できます。

プレースメントの設定

プレースメントを設定しましょう。デフォルトではすべてにチェックが入っています。表示させたくない場所がある場合、チェックを外してください。

問題なければオーディエンスの特性を設定しましょう。

「端末」では、オーディエンスの端末を選ぶことができます。

オーディエンスのリストなどがある場合、「カスタムオーディエンス」で設定してください。

ターゲティング機能では、さまざまな条件を付けてターゲティングできます。

ターゲティング戦略では、ターゲティングを最適化するかどうかが選べます。

X(旧:Twitter)オーディエンスプラットフォームをオンにしていると、X(旧:Twitter)以外のアプリで広告を配信できるようになります。

もともとオンになっているため、設定を変える必要はありません。「他のアプリで配信したくない」という場合はオフにしておきましょう。

クリエイティブの設定

最後に、作成したクリエイティブを選択してください。使用できるクリエイティブがあれば、「表示クリエイティブ」に表示されます。

「次へ」を選択すると、確認画面が表示されます。内容を確認してから「キャンペーンを開始」をクリックしましょう。

あとは設定した上限に達するまで広告が配信されます。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告を配信する際のポイント

X(旧:Twitter)アプリインストール広告の効果を最適化するためには、以下3つのポイントに力を入れましょう。

  • ターゲティング設定
  • クリエイティブ
  • 入札単価調整

ターゲティング設定

X(旧:Twitter)アプリ広告には、キーワードターゲティングやフォロワーターゲティングといったターゲティング方法があります。

  • キーワードターゲティング:特定のキーワードをもとに広告を配信する方法
  • フォロワーターゲティング:特定ユーザーのフォロワーに広告を配信する方法

いずれの場合も、オーディエンスサイズが十分にあるかどうかを確認しましょう。オーディエンスサイズが少なすぎる場合、広告配信効果が低くなる可能性があります。

クリエイティブ

X(旧:Twitter)アプリ広告には、画像広告や動画広告といったフォーマットがあります。それぞれ強みが異なるため、特徴を網羅することが大切です。

  • 画像広告:シンプルで直感的に訴えかけることができ、ユーザーにアプリを印象づけられる
  • 動画広告:ストーリー性を持たせることができ、アプリの機能や利用方法をわかりやすく伝えられる

自社のアプリや商品に合った最適なフォーマットを選択することで、より効果的に広告展開できます。

入札単価調整

上限入札単価を活用することで、自社の予算範囲内で広告配信できるようになります。

しかし、複数の広告グループを管理する場合は注意しましょう。上限入札単価を設定後、配信が安定するまで1週間〜2週間ほど時間がかかってしまいます。最適化されるまで、細かく経過観察を続けましょう。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告を活用しよう!

X(旧:Twitter)アプリインストール広告を使えば、自社アプリの認知度やインストール数を効率よく増やすことができるでしょう。使い方は簡単で、X(旧:Twitter)アプリインストール広告にログインし、キャンペーンやクリエイティブを設定するだけです。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告を配信する場合、「ターゲティング設定」「クリエイティブ」「入札単価調整」に注目してください。本記事で紹介した点をすべて踏まえて、ぜひ広告を配信してみてください。

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ポイントまとめ

X(旧:Twitter)アプリインストール広告とは?

X(旧:Twitter)上でアプリのダウンロードを促進するための広告形式です。広告をタップすると、直接アプリのダウンロードページに遷移します。

X(旧:Twitter)アプリインストール広告の種類とは?

画像広告と動画広告があります。画像広告はシンプルで直感的に訴えかけることができ、動画広告はストーリー性を持たせることができてアプリの機能や利用方法をわかりやすく伝えられます。

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LifunextはX(Twitter)の認定代理店です。パートナー会社を選ぶにあたって媒体とのリレーションは重要になります。認定代理店としての独自情報等もご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。

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