Web広告トレンド【2025年8月号】

目次

媒体アップデートYahoo!広告 ディスプレイ広告 アップデート情報

ディスプレイ広告

スマートフォン版ブランドパネルに1:1レスポンシブ (画像)を追加

スマートフォン版Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠に、レスポンシブのアスペクト比1:1が追加。
フォーマットが増え、より多彩な表現での訴求が可能に。リーチ拡大やパフォーマンス向上が期待される。

■実施日
アプリ
Android:2025年8月12日(火) ※実施完了
iOS:2025年8月4日(月) ※実施完了
ウェブ:2025年8月4日(月) ※実施完了

※スマートフォン版ブランドパネル枠のみに広告配信する場合や、タイムラインと出し分ける場合は、事前にプレイスメントターゲティングの設定が必要。

出典:LINEヤフー社アップデート情報「スマートフォン版ブランドパネルに1:1レスポンシブ (画像)を追加」

レポートへのトラッキングURL情報追加について

ディスプレイ広告において以下の広告タイプの場合、
広告に設定されたトラッキングURLをパフォーマンスレポートで表示。

・ブランドパネル パノラマ パネルスイッチ
・トップインパクト パノラマ パネルスイッチ

・カルーセル

出典:LINEヤフー社アップデート情報「【ディスプレイ広告】レポートへのトラッキングURL情報追加について」

「ビューアブルインプレッション数の最大化」の正式リリースと予算下限変更

キャンペーン目的「ブランド認知」のキャンペーンで、以下の変更を実施。

①β版として提供されていた入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」が正式リリース。

②予算下限も50,000円から100円に引き下げ。
 より柔軟な予算設定が可能に。

「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信開始

「Yahoo!防災速報」アプリにディスプレイ広告(運用型)の広告配信が可能に。
防災速報アプリへの広告配信を希望しない場合は、「emg.yahoo.co.jp」を除外対象に設定。

出典:LINEヤフー社アップデート情報
「【ディスプレイ広告(運用型)】「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信開始のお知らせ」

媒体アップデートGoogle広告 アップデート情報

動画広告

クリエイターパートナーシップがβ版が実装

クリエイター/インフルエンサーが作成したYoutube動画をGoogle広告で配信が可能に。
クリエイター動画を Google 広告アカウントにリンクすることで配信可能。
広告主のブランディング広告と比較して、ショートフィードでのコンバージョンが最大20%向上。

(Google社内データ)

出典:Google Ads & Commerce Blog「Increasing the power of engagement and creators on YouTube」

商品購入を促す新たな配信フォーマットが実装

フォーマット購入コントロール

購入促進向けの動画フォーマットを順次アップデート。

ショートフィード限定のキャンペーンや、横長クリエイティブのみをインストリームで表示するキャンペーンなどが可能に。

※テスト後順次展開のため、一部の広告主でのみ対応のフォーマットあり。

ショート動画広告のステッカー機能

ショート動画広告で、商品フィードの画像から自動的に作成されるステッカーは機能が実装。
ショート動画から商品への誘導が可能に。

アニメーション画像広告

フィードから商品画像を取得し、広告ユニットとしてアニメーション化。

消費者が検索していない時間帯でも需要を創出し、コンバージョンを促進可能に。

出典:Google Ads & Commerce Blog「Increasing the power of engagement and creators on YouTube」

拡張機能・セグメント・効果計測に関するアップデート

Demand Gen 新しい動画拡張機能

Google AI が元の動画を反転し、新しいアスペクト比で動画を作成。

YouTube の多様なフォーマットに対応。

※拡張されたくない場合は管理画面にて拡張機能をオフ。

ショート動画 視聴者データセグメント

視聴時間が短い視聴者もデータセグメントに追加することで、ショート動画の視聴時間に合わせた調整が可能に。

ショート動画 広告効果測定機能を改善

①ショート動画広告向けのサードパーティによる売上増加測定を導入。
 パートナーによる売上増加測定とレポートを通じて、広告の全体的な効果をすぐに把握可能に。

②ショート動画環境でブランド効果測定アンケートを開始。

出典:Google Ads & Commerce Blog「Increasing the power of engagement and creators on YouTube」

ショッピング広告

AIを活用した新たな商品検索体験

バーチャル試着ツール

自分の写真をアップロードし、AIを活用して服をバーチャルに試着することが可能に。
Google検索、Googleショッピング、、Google画像検索の商品検索結果全体で使用可能。

※米国で実装済(日本での導入時期は未定)

価格アラート機能

「価格を追跡」の商品のアラートを設定する際に、ご希望のサイズと色、希望価格を指定することで、条件に合うオファーが届く機能が実装

※米国で実装済(日本での導入時期は未定)

AIモードから直接

AIモードから直接、ショッピング可能な服装やインテリアなど、検索が可能に。

※今秋米国で実装(日本での導入時期は未定)

出典:Google The Keyword「Try on styles with AI, jump on great prices and more」

検索広告

【インテントマッチテスト】機能が利用可能に

インテントマッチKWの導入テストをキャンペーン内でテストが完結可能に。
キャンペーンを分けずに導入テストが可能。

媒体アップデートLINE広告 アップデート情報

Yahoo! JAPAN 共通オーディエンスのセグメントを追加

①Yahoo! JAPANの共通オーディエンス「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」に、

新たに104項目のセグメントが追加。

オーディエンス一覧はこちら

②Yahoo!広告で提供しているセグメント名から名称を変更。

※以下のセグメントについてはリリース未対象となります。
 属性・ライフイベント>携帯電話>配下の各セグメント
 属性・ライフイベント>誕生日>配下の各セグメント
※Yahoo! JAPAN共通オーディエンスをターゲティングに利用した場合も、従来のLINE広告のターゲティングと同様にレポートを確認可能。
※Yahoo!広告利用時とは、オーディエンス数が変動する場合があり。

CV値(購入)、ROASにおける動画視聴経由コンバージョンの計測対応

動画視聴経由コンバージョンの計測が、以下のレポート項目で可能に。
・標準イベント > CV値(購入)・ROAS

※以下のレポートは範囲対象外。
・パフォーマンスレポートの集計単位「OS」や「地域」等の詳細、集計対象「配信先別」、「アプリ別」
・カスタムレポート

標準イベント(リード)最適化機能の正式リリース

これまでβ機能として提供していた、「見込み客(リード)数の獲得最大化を目的に入札を自動で最適化する機能」を正式リリース。

※正式リリース後の機能はβ機能と同様

LINE Dynamic Ads 商品フィードアップロードキャンセル機能の追加

LINE Dynamic Adsにおける商品フィード登録のアップロード処理進行中に、アップロードをキャンセル可能に。

出典:LINEヤフー社アップデート情報 
「LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!」

媒体アップデートMeta広告 アップデート情報

オーガニック投稿

オーガニック投稿記事の検索エンジンインデックス

Instagramおよび、Facebookの公開投稿がGoogleなどの検索結果にインデックスされる仕様に。

■考えられる影響
キャプションや代替テキストを工夫することで、従来アプリ内に留まっていた投稿がウェブ検索結果に登場する可能性が高まり、特に中小企業やクリエイターはSEOの観点から最適化が求められます。

SEOコアアップデート】Google(SEO)コアアップデート情報

Organic Seach

2025年6月に2回目のアップデートを実施

2025年2回目のコアアップデートが実施されました。今回のアップデートは、2025年6月30日に開始され、7月17日に完了しました。Googleは通常のアップデートと明言していますが、今回はロールアップ完了まで 3週間かかっています。

対策

今回のアップデートでは、特に大きな特徴は見られませんでしたが、3月のアップデート時にはAIO(AI Overviews)の表示数に変化があったことが確認されています。
Googleは一貫して「ユーザーファースト」を掲げており、検索結果やAIの表示も、最終的にはユーザーにとって価値のある情報を届けることを目的としています。

そのため、AIOやユーザーファーストの方針を踏まえ、今後はAI時代に対応したコンテンツ最適化が重要です。

具体的には、

・ユーザーのニーズに合った回答ができているか

・AIが理解しやすい文章構造になっているか

・ユーザーにとって本当に必要な情報になっているか

といった点を意識し、AIに引用・言及されるようなコンテンツ作りを進めていきましょう。

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