Web広告トレンド【2025年6月号】
目次
【媒体アップデート】Google広告 アップデート情報
検索広告
AI Max for Search Campaignの実装
Google検索の潜在能力を最大限に引き出す、AIを搭載した検索キャンペーン向けキャンペーンが実装。
出典：Google広告 Google Ads & Commerce Blog
「Unlock next-level performance with AI Max for Search campaigns」
AI Overviews、AI モードで広告配信開始
AI Overviews、AI モード時に検索広告の配信が開始。
＜AI Overviews内の広告配信イメージ＞
出典：Google広告 Google Ads & Commerce Blog
「More opportunities for your business on Google Search」
検索・ディスプレイ広告
スマート入札探索でコンバージョンの範囲を拡大
AI Max for Search Campaignなどの既存の機能を基盤とし、目立ちにくいものの潜在的に価値の高いクエリに対して、より頻繁に入札できる入札機能。
広告主に関連性の高い新規のトラフィックへの入札を許容量を設定し配信が可能に。
出典：Google広告 Google Ads & Commerce Blog
「Expand your universe of conversions with Smart Bidding Exploration.」
Googleタグ
広告主向けGoogle タグ ゲートウェイの実装
独自のウェブサイト基盤を介して、Googleタグをファーストパーティデータとして扱う機能。
ゲートウェイを使用することで自社ドメインでの運用が可能になり、測定シグナルの精度が向上。
出典：Google広告 ヘルプ「広告主向け Google タグ
ゲートウェイでコンバージョンの測定と広告のパフォーマンスを向上」
Google 広告・Google アナリティクス
エージェント機能を導入
Google広告、Googleアナリティクスで広告作成、データの分析、トラブルシューティング等を会話型でサポートする機能を実装。
Chromeブラウザ内で個々の目標を理解し、その目標達成に最適な方法を見つけ出すAIエージェント「マーケティング アドバイザー」を開発中。
＜エージェント機能のイメージ＞
＜マーケティングアドバイザー（開発中）のイメージ＞
出典：Google広告 Google Ads & Commerce Blog
「Drive peak campaign performance with new agentic capabilities」
Google 広告
Google AIを活用したMerchant Centerのアップデート
Merchant CenterでGoogle AIを活用したクリエイティブなサービスを強化。
出典：Google広告 Google Ads & Commerce Blog「4 new ways Google AI powers creativity」
【媒体アップデート】Yahoo!広告 検索広告 アップデート情報
1
広告表示アセットの削除機能追加
※2025年7月頃予定
広告表示アセットの削除機能追加
※2025年7月頃予定
検索広告において、これまで削除できなかった広告表示アセットが削除可能に。
※日程は変更になる場合があります。
2
SSA
商品グループ作成の機能変更
SSA
商品グループ作成の機能変更
商品グループ作成時に、属性（商品名、カテゴリーなど）から「ブランド」が選択不可に。
既存の「ブランド」を用いた商品グループでは、引き続き広告が配信、入札価格などの編集も可能ではあるが、配下に「ブランド」を用いた商品グループの追加は不可に。
【媒体アップデート】Yahoo!広告 ディスプレイ広告 アップデート情報
ディスプレイ広告
入札戦略「コンバージョン価値の最大化」正式提供開始
β版で提供していた「コンバージョン価値の最大化」が正式版の提供を開始。
＜入札戦略の使い分け＞
出典：LINEヤフー社アップデート情報 「【ディスプレイ広告（運用型）】入札戦略
「コンバージョン価値の最大化」正式提供開始のお知らせ」
アプリ計測における機能変更
オーディエンスリスト作成・編集画面
における一部項目の削除
における一部項目の削除
オーディエンスリスト「アプリユーザー」の作成、編集画面において「条件」から以下の項目を削除
・カスタムラベル
・ページ種別
※上記項目を設定しているオーディエンスリストがある場合は、実施日までに連携しているパラメータ（イベント種別など）を元に設定変更の必要あり。
※アプリユーザーのオーディエンスリストでは、上記の条件項目削除による広告配信への影響なし。
トラッキング用パラメータと、
広告効果測定ツールへのデータ連携に関する改善
広告効果測定ツールへのデータ連携に関する改善
①キャンペーン目的「アプリ訴求」のみ利用可能だった以下のトラッキング用パラメータが、全てのキャンペーン目的で利用可能に。
・{ci}
・{deviceAppType}
②コンバージョン測定精度の向上のためのパラメータの追加
アカウントの自動タグ設定が「設定する」の場合、広告のURLに「_p_c」パラメータが追加される。
※AppsFlyerでは、パラメータ「_p_c」はコンバージョン計測に利用不可。
出典：LINEヤフー社アップデート情報 「【ディスプレイ広告】アプリ計測における機能変更について」
【媒体アップデート】Microsoft広告 アップデート情報
広告・ヒートマップツール
Microsoft AdsとMicrosoft Clarityの連携開始
広告クリック後のユーザー行動を可視化
①Microsoft Adsの広告をクリックしたユーザーが、ウェブサイトで実際にどのような行動を取っているかをClarityで詳細に把握可能に。
Clarity上で広告指標と行動データを連携
②Clarity内で、Microsoft Ads内の「インプレッション」「COST」「CV」など主要指標の確認が可能に。
出典：Microsoft Clarity Blog「From Impressions to Impact: Unlock Microsoft Ads Performance in Clarity 」
【媒体アップデート】Meta広告 アップデート情報
SNS広告
Threads広告がローンチ
Advantage+（広告自動化ツール）あるいは手動配置を使って新規の広告キャンペーンを作成すると、
Threadsのフィードにもデフォルトで配置可能に。
※現在、この機能は一部の方のみ利用可能。
※オプトアウトしたい場合には、チェックボックスを外す必要あり。
※仕様以外のアスペクト比も配信可能であるが、トリミングされる可能性あり。
出典：Metaビジネスヘルプセンター「Threads広告について」
2015年株式会社イー･ステート･オンラインに入社。営業として主に不動産案件のサイトのアクセス解析や市場調査情報を基づいたメディアプランの設計、 販促ツールの導入支援を行う等、Webマーケティングの幅広い業務を従事。社内アワード複数回受賞経験あり。2021年、 Lifunextにジョイン。現在はオペレーションとしてコンサルタントの作業効率化・分析サポートなどを行っている。
各種正規パートナー
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね！
