カルーセル広告とは?活用できる媒体と入稿規定などを解説

目次

カルーセル広告とは?

カルーセル広告とは、複数の画像や動画を1つの広告に組み合わせることができる広告フォーマットです。スワイプや矢印のクリックで画像や動画を切り替えることができ、1つの広告内でさまざまな情報を得られるのが特徴です。

出典:Meta

複数の製品や特典を効果的に伝えることができるため、ターゲットの興味を引きやすくなります。そのため、商品数の多いBtoC系のサービスで用いられることが多いです。

カルーセル広告を活用できる媒体と入稿規定

カルーセル広告を活用できる媒体は次の通りです。

  • Google広告(ファインド広告)
  • Yahoo!広告
  • Facebook(Instagram)広告
  • X(旧:Twitter)広告
  • LINE広告

それぞれの入稿規定を紹介します。

画像動画テキスト
Google広告(ファインド広告)2~10枚<1:1.91>1,200×628ピクセル(最小600×314ピクセル)
<1:1>1,200×1,200ピクセル(最小128×128ピクセル)
<ロゴ>1,200×1,200ピクセル(最小128×128ピクセル)
なし<広告見出し>最大角40文字(全角20文字)
<説明文>最大半角90文字(全角45文字)
<お店やサービスの名前>最大半角25文字(全角12文字)
Yahoo!広告2~10枚<1:1>1,200×1,200ピクセル(最小600×600ピクセル)なし<タイトル>20文字以内
<説明文>38文字以内
Facebook(Instagram)広告2~10枚<1:1>1,080×1,080ピクセル<再生時間>1秒~240分<メインテキスト>125文字以内
<見出し>32文字以内
<説明>18文字以内
X(旧:Twitter)広告2~6枚<1:1.91>800×418ピクセル
<1:1>800×800ピクセル
<再生時間>140秒まで
<16:9>800×450ピクセル
<1:1>800×800ピクセル
<メインテキスト>140文字以内
LINE広告2~10枚<1:1>1080×1080ピクセルなし
<タイトル>20文字以内(半角全角問わず)<ディスクリプション>40文字以内(半角全角問わず)

詳細はそれぞれの公式サイトで確認することをおすすめします。

Google広告ヘルプ

Yahoo!広告ヘルプ

Facebook広告ガイド

X(旧:Twitter)広告ヘルプセンター

LINE for BUSINESS

カルーセル広告のメリット

カルーセル広告には、他の広告形式にはないさまざまなメリットがあります。ここでは3つのメリットを紹介します。

  • 多くの情報を伝えられる
  • 複数のサービスを一度に表示できる
  • ストーリー性のある内容にできる

多くの情報を伝えられる

カルーセル広告はいくつかの商品を載せるだけでなく、複数の画像を使って一つのものをより魅力的に伝えることもできます。

出典:Meta for Business|カルーセル広告の7つの活用法 

1枚だけの静止画だと、すべての情報を伝えきれず、ユーザーが魅力的に感じなかったり商品を誤解したりする可能性もあるでしょう。また、詳細を確認するためには広告をタップ(クリック)しなければならないことから、煩わしさを感じる場合もあります。

カルーセル広告は、このように多くの情報を伝えられるため、ユーザーをより惹き付けやすくなります。実際に、Metaの調査によれば、単一画像のリンク広告と比べると、コンバージョン単価が平均30〜50%も低くなったそうです。

複数のサービスを一度に表示できる

カルーセル広告は1つの広告内に画像や動画を組み合わせることができるため、複数のサービスを一度に表示させられます。スライドすることでさまざまな商品を見比べることができ、ユーザーが興味を持ちやすくなるというメリットがあるでしょう。

出典:Meta for Business|カルーセル広告の7つの活用法 

1枚の広告だと、その商品がユーザーの好みでなければ離脱につながってしまいます。また、好みだとしても、1枚だけではユーザーに「広告をタップ(クリック)するほどではない」と思われてしまう場合もあるでしょう。

カルーセル広告は複数の商品をカタログのように並べられるため、ユーザーが離脱につながりにくいうえに、高い訴求力も期待できます。実際に、Metaの調査によると、単一画像のリンク広告と比べると3倍のクリックがあり、クリック単価は30%、顧客獲得単価は10%下げることができたそうです。

ストーリー性のある内容にできる

カルーセル広告は広告にストーリー性を持たせることができます。例えば、コスタリカにあるPura Vida Braceletsという企業は、オーダーメイドの手作りブレスレットを販売するために、広告に海辺の日常や暮らしを交えて商品を紹介しました。すると、掲載開始からわずか2ヵ月で注文数が4倍に増えたそうです。

出典:Meta for Business|カルーセル広告の7つの活用法 

また、Tyme Hairというメーカーは、カルーセル広告でヘアアイロンの使い方を掲載しました。

出典:Meta for Business|カルーセル広告の7つの活用法 

このように、広告で背景や物語、生産過程、使い方など商品のさまざまなアプローチができるのもカルーセル広告の強みです。

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カルーセル広告の効果を高める方法

カルーセル広告はポイントを抑えておくことで、さらに効果を高められます。カルーセル広告の効果を高める方法は主に2つあります。

  • パフォーマンスが良好な広告を最初に表示する
  • CTAボタンを設置する

パフォーマンスが良好な広告を最初に表示する

カルーセル広告はパフォーマンスが良好な広告を最初に表示しましょう。ユーザーがはじめに目にするのは最初の広告だからです。最初の広告が魅力的なものでなければ、ユーザーに他の商品をスライドしてもらうことは難しいでしょう。

「パフォーマンスが良好な広告」を選ぶ際には、過去のデータやA/Bテストがおすすめです。まずはディスプレイ広告などで、広告の効果を検証しましょう。

CTAボタンを設置する

カルーセル広告にはさまざまなCTAボタンを設置できます。CTAボタンには次のステップを明確に示し、行動を誘導する役割があります。

  • 詳しくはこちら
  • 予約する
  • ダウンロードなど

CTAボタンを戦略的に配置することで、広告のコンバージョン率を向上させられるでしょう。広告でどのようなリードを獲得したいか(商品の購入なのか認知の拡大なのか、予約なのか)を明確にし、適切なCTAボタンを配置することが大切です。

また、CTAボタンに誘導するためのテキストも重要です。どのようなカルーセル広告でも、テキストの最大文字数が決められています。魅力的な画像だけでなく、ユーザーの興味を惹き付けるようなテキストも用意しておきましょう。

まとめ:カルーセル広告を活用しよう!

カルーセル広告は主にBtoCにおいて、さまざまな強みを発揮するSNS広告の一つです。一つの広告でさまざまな商品をアピールできるため、高い訴求力が期待できるでしょう。

また、複数の商品がなかったとしても、多くの情報を伝えられたりストーリー性を持たせたりといろいろな使い方ができるのもカルーセル広告の魅力です

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本記事のポイント

カルーセル広告とは?

1つの広告に、複数の画像や動画を組み合わせることができる広告フォーマットです。スワイプや矢印のクリックで画像や動画を切り替えることができ、さまざまな情報をユーザーに提供できます。

カルーセル広告のメリットは?

カルーセル広告には、主に3つのメリットがあります。

  • 多くの情報を伝えられる
  • 複数のサービスを一度に表示できる
  • ストーリー性のある内容にできる

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