Yahoo!広告の特徴とメリットを解説 Google広告との違いとは
「広告をネットに出す」と一言で言っても、手段も掲載場所もたくさんあります。
利用者の多い検索エンジンの広告でも、表示の形も大きさもサイトもさまざま……。
一体どんな違いがあるのでしょう?
広告は「目に付けばいい」という訳ではありません。
Yahoo!かGoogleか……
これだけでも結果は大きく変わってきます。
今回はYahoo!のページに出せる広告についてご紹介します。
- 掲載される場所
- Googleとの違い
- 登録方法 等
Yahoo!広告についてご紹介します。
これからYahoo!広告を出そうと考えている方は、ぜひご覧ください。
Yahoo!広告の種類
Yahoo!のサイトに出せる広告は大きく分けて2種類です。
- ディスプレイ型広告
- 検索型広告
この2つは、広告の目的が異なります。
目的にあったプランを選んで広告を出しましょう。
ディスプレイ広告
Yahoo!JAPANのトップページや広告枠を持つサイトに表示されます。
形式は画像や動画を使いビジュアルでアプローチします。
【運用型】
Yahoo!トップページやYahoo!ニュース、多様なパートナーサイトに掲載されるので、サービスが認知されていない層にアプローチできます。
テキストのみの検索型広告と違い、画像や動画が使われるのでクリエイティブの質が効果に大きく影響します。
<特徴>
新発売の商品や知名度の低いサービスでも多くの層にアプローチできるので、多様な企業が利用しています。
広告の目的に合わせて6つのキャンペーンがあり、それぞれの目的合わせた配信方法で効果が最大化されます。
- 動画再生
- サイト誘導
- アプリ訴求
- コンバージョン
- 商品リスト訴求
- ブランド認知
<料金>
クリック数に応じて料金が発生します。(一部クリック以外の課金形態もあります)
しかし、1日の予算に合わせて表示が調整されるので、クリック数が多くて予想より高額な予算になる心配はありません。
【予約型】
2021年4月から新しく予約型の広告が始まりました。
Yahoo!ブランドパネルを中心に動画メニューなど様々な配信枠に、掲載期間、掲載場所、表示回数(ビューアブルインプレッション)などを選択して申し込む方法です。
<特徴>
広告を用いたブランディングに強いプランです。
ブランド効果測定レポートで、どのくらい好感度を持ってもらえたかアンケート調査分析や、広告接触ユーザーと非接触ユーザーの行動パターン分析が行えます。
運用型より優先的に配信され、圧倒的な露出量で高いブランディング効果が期待できます。
掲載期間と表示回数が保証されているので、「想定より見てもらえなかった」などの結果にはなりません。
<料金>
ビューアブルインプレッション購入型の料金設定です。
ユーザーが閲覧できる状態の時に表示されるごとに料金が発生します。
検索型広告
Yahoo!の検索結果の画面に表示される、いわゆるリスティング広告です。
結果の上部に「広告」とついて、表示されている箇所に掲載できます。
<特徴>
テキストのみの広告ですが、商品やサービスに近いワードを検索した時に表示されるので関心が高いユーザーにアピールできます。
<料金>
ディスプレイ広告の運用型と同様に、クリック数で料金がきまります。
検索型広告も同様に事前に1日の上限予算を設定できます。
人気のワードは、多くの企業が広告を出そうとします。そのため、Yahoo!広告は同じワードでの表示順位をオークション制で決めています。
広告の質が高く、入札価格が高いほど上位表示されるので予算と合わせて検討しましょう。
Yahoo!広告の優れたターゲティング機能
Yahoo!広告は、届けたいユーザーに届くようにさまざまな機能があります。
Yahoo!JAPANユーザーのニーズに合わせて適切な広告が表示され、高い効果を期待できます。
ユーザーのターゲティング
Yahoo!広告は、サービスを打ち出したいタイミングに合わせて、表示されるユーザ―や場所をターゲティングできます。
<ターゲティングできる項目>
- 年齢
- 性別
- 地域
- デバイス
- 検索キーワード
これらを組み合わせると、より関心か強いユーザーにアプローチでき効果が高まります。
表示しない場所も選べるので、合わせて活用するとより効果的な広告配信が可能です。
配信期間の設定
広告の停止や再開も出したい時期を自由に選べ、使用期間の制限も決まっていません。
閑散期に広告を止めたり、イベント期間だけ出したりと自由に設定できます。
ターゲットを絞り込むことで、効果的に関心の強いユーザーにアピールできます。
さらに、広告の効果をリアルタイムで確認できます。そのため数字で反響を確認して、さらなる広告運用の効率化に役立てられます。
サイトリターゲティング
過去に、サイトへ訪れたユーザーに対して、広告を表示します。
一度訪れたユーザーは、少なからずそのサービスや商材に興味を持っているので、再度広告を表示するとクリックしてもらいやすくなり広告の効果が高まります。
Google広告との違い
Yahoo!と同様の検索サイトのGoogleの広告はどのように違うのかもまとめました。
違いを比べて、目的に合ったサイトを選びましょう。
ユーザー属性
どちらもパソコンよりスマホからアクセスするユーザーが多いです。
しかし、年齢層はYahoo!JAPANは高め、Googleは低めです。
【Yahoo!広告】
ユーザーは40代~60代が約70%。
Yahoo!キッズのユーザーである、10代はスマホよりパソコンを多く利用しています。
【Google広告】
ユーザーは、20代~40代が約70%。
ビジネスで利用が多く、検索ではなくメールを多く利用するユーザーもいます。
掲載先
Google広告やYahoo!広告の掲載場所は、検索サイトの中だけではありません。
自社の関連するサービスの枠やブログ面、その他サービスの連携している外部サイトにも表示されます。
今回はYahoo!とGoogleの広告で掲載される主な場所をご紹介します
【Yahoo!広告】
- Yahoo!JAPANの検索結果
- Yahoo!ニュース
- ヤフー知恵袋
- その他外部パートナーサイト
【Google広告】
- 検索結果
- YouTube
- Gmail
- その他外部パートナーサイト
入稿規定
入稿について、文字数や画像サイズは大きな違いはありません。
画像の容量は、Yahoo!広告は3MBまで可能ですが、圧縮されてしまうのでGoogleと同じ150KBまでがオススメです。
テキストでは、使用できる記号が細かく異なります。
詳しくは実際に入稿する際ご確認ください。
大きな違いは審査にかかる日数です。
【Yahoo!】
審査に約3営業日
【Google】
審査に約1営業日
Yahoo!広告に出す際はゆとりのあるスケジュールで準備しましょう。
Yahoo!広告の始め方
Yahoo!の広告は4つのステップで完了するので、とても簡単に始められます。
STEP1:Yahoo! JAPAN ビジネスアカウントを取得
Yahoo!広告の申込フォームから、必要事項を記入しアカウントを作ります。
<必要項目>
会社情報
- 事業形態
- 会社名(フリガナ)
- 運営サイトのURL
- 業種
- 住所
- 電話番号
管理者情報
- 管理者名(フリガナ)
- 連絡先
- メールアドレス
- 認証用電話番号
フォームの送信後、表示ざれる画面でパスワードの設定とメールで届く確認コードを入力します。
「電話番号認証へ」をクリックすると、「アカウント開設完了」のメールが届きます。
そのメールに従い、電話番番号認証を行います。
これでアカウントを取得できます。
STEP2:専用の広告管理ツールにログイン
Yahoo!JAPANビジネスIDでログインします。
「広告の運用方法を選択しましょう」の画面で、自分で運用するか、「らくアド」にお任せするか選択します。
初めて行う方は、「らくアド」にお任せするのがオススメです。
STEP3:銀行口座やクレジットカードの情報を入力
支払い方法は銀行口座からの振り込みか、クレジットカード引き落としの2種類あります。
口座からは手動入金のみなので、管理者がその都度、振込手続きを行ってください。
利用できるクレジットカードは以下の5つです。
- VISA
- master Card
- JCB
- ダイナース
- American Express
STEP4:キャンペーンの作成と広告審査
掲載したい広告は「キャンペーン管理」から作成します。
Yahoo!広告の設定しているテンプレートから、出したい広告を選べます。
キャンペーンタイプは3つ用意されています。
- 標準キャンペーン
- アプリダウンロードキャンペーン
- 動的検索連動型広告キャンペーン
その後、掲載時期や入金方法、キーワードなど、広告の内容を設定すれば作成できます。
広告を入稿するとYahoo!広告が掲載規定に反していないか審査が入ります。
公開まで3営業日かかるので、余裕を持って制作しましょう。
Yahoo!広告の掲載規定は、こちらのガイドラインをご覧ください。
参照:Yahoo!広告 ガイドライン
勝てるリスティング広告とは
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【資料の内容】
・リスティング広告の概要
・リスティング出稿候補と媒体の選び方
・リスティング広告のよくある課題と解決方法
広告運用はプロと一緒に行うのがおすすめ
Yahoo!広告は専門の広告代理店を仲介せずに出すことはできます。
しかし、効果測定から広告結果の正しい分析や効果拡大への新しい施策を慣れていない方がイチから行うことは難しく、最大限の効果を出し続けることは比較的困難となります。
一方、専門の広告代理店は様々な企業の広告を運用し、豊富な事例やノウハウを持っているため効果的な運用を行えます。
Lifunextは、デジタルマーケティングを用いて多くのお客様の課題を解決してきました。
お客様に寄り添って、目的に合った広告戦略をご紹介しています。
広告で効果を出したいとお考えであれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
Lifunextは、Yahoo!セールスパートナーです。大手代理店出身のコンサルタントが多く在籍し、高品質な運用ノウハウを提供することができます。Lifunextの特徴はコンサルタントの評価制度を「顧客の評価」と連動して行っており、真のクライアントファーストなご提案を行える体制を大切にしています。
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