Instagramのリール広告とは?メリットやデメリットを徹底解説!
リール広告とは
Instagramのリール広告とは、15秒から90秒の短尺動画を投稿できる「リール」を活用した広告です。
リール広告はストーリーズ広告と同じくフルスクリーンの縦型で、ユーザーがリールを閲覧している最中に表示されます。投稿は最大60秒でループ再生され、コメントやいいね、保存、シェア、スキップなども可能です。
広告にはリンクやCTA(Call to Action)ボタンを設定することもでき、製品の詳細ページやオンラインストアに誘導したり、問い合わせにつなげたりすることができます。
リール広告が表示される場所
リール広告が表示されるのは、リールフィードです。
リールは画面右下にあるマークをタップすることで閲覧でき、基本的には一般ユーザーの投稿が表示されます。ユーザーがリールをスワイプする際に、投稿と投稿の間にリール広告が表示されるという仕組みです。
出稿する方法は以下の通りです。
- Meta広告マネージャを開き、[+ 作成]を選択
- 広告の目的を選択
- キャンペーンの詳細や予算、掲載期間、オーディエンス、最適化と配信を設定
- コールトゥアクションを選択
リール広告の出稿規定
リール広告の出稿規定は以下の通りです。
- 形状:MP4、MOV
- アスペクト比:9:16(4:5〜191:100)
- 解像度:500 x 888ピクセル以上
- ファイルサイズ:4GB以下
- 長さ:60秒以内
最大で60秒の動画クリエイティブを配信できます。オリジナル音源やMetaサウンドコレクションの使用も可能です。
ただし、以下の点は含められません。
- 2021年10月15日より前に公開されたリール動画
- 加工などエフェクトの使用
- GIFの使用
- 商品タグの付与
- 編集リストや特殊なボックスの使用
リール広告のメリット
リール広告にはさまざまなメリットがあります。特に覚えておくべきなのが以下の3つです。
- 詳細なターゲティングが可能
- クリエイティブがダイナミックになる
- フォロワーでなくても表示される
詳細なターゲティングが可能
リール広告は詳細なターゲティングが可能です。具体的には、次の項目でターゲティングできます。
- 地域
- 性別
- 年齢
- 興味・関心
- 行動
地域や性別といった属性でターゲティングできるほか、投稿履歴やリール閲覧履歴などを活用して、特定の興味や関心を持つユーザーに広告を表示できます。
また、ほかのMeta広告同様、広告主が保有する顧客リストやサイトの訪問者情報を活用して、既存の顧客や顕在層・潜在層の見込み客に対しても広告の配信が可能です。
クリエイティブがダイナミックになる
リール広告はダイナミックなクリエイティブでユーザーを引き付けることができます。一般的な静止画広告と違って音楽やサウンド、動画で訴求できるため、商品やサービスの魅力をよりダイナミックに伝えられるでしょう。
株式会社リチカの調査(※)によれば、動画は静止画よりも訴求力やコンバージョン率で優れているとされています。
※YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)における調査
一般に、動画クリエイティブはその情報量の多さからユーザーの理解度や購買意向を高め、コンバージョン率を引き上げることが期待できます。 出典:PR TIMES|株式会社リチカ “デジタル広告の成果向上には、静止画・動画広告の両配信が重要” 『RC総研』レポート第二弾を公開。 |
フォロワーでなくても表示される
リール広告は、Instagramに登録したばかりでも多くのユーザーに広告を配信できるでしょう。設定したターゲティングやユーザーの興味関心や行動履歴に基づいて表示されるためです。
一般的な投稿は、基本的にフォロワーにしか表示されません。そのため、多くのユーザーに自社の製品やサービスを知ってもらいたい場合、フォロワー数を獲得するためのマーケティングが必要になり、かなりの時間が必要になります。
リール広告はフォロワー以外にも表示されるため、短期間で大きな利益を得ることができるでしょう。
リール広告のデメリット
リール広告には2つのデメリットがあることも把握しておきましょう。
- 専用の動画を用意する必要がある
- 表にでているノウハウが少ない
専用の動画を用意する必要がある
リール広告は専用の動画を用意しなければなりません。静止画のディスプレイ広告であれば画像やバナーを用意するだけですが、動画の作成が必要となるため、配信までに時間がかかってしまう可能性があることを把握しておきましょう。
また、動画の内容にも気を配らなければなりません。動画は最大で60秒と短尺ですが、ユーザーはリールをスワイプすることが多いため、開始数秒でターゲットの心を掴む必要があるでしょう。数秒でメッセージを伝えるためには、高い訴求力や動画制作スキルが求められます。
表にでているノウハウが少ない
リール広告にはノウハウが少ないというデメリットがあるでしょう。
例えば、一般的なディスプレイ広告の場合、すでにさまざまなデータや情報が存在するため、比較的簡単に効果的なクリエイティブを制作したり効果を検証したりできます。対して、リール広告は比較的新しい広告フォーマットであり、ディスプレイ広告等に比べて利用が浸透しているとはいえません。
このように、成功させるには自社での試行錯誤が必要です。軌道に乗るまでには、一定の時間やリソースが求められる可能性もあるでしょう。
リール広告をうまく活用しよう!
Instagram広告では「リール広告をうまく活用できるか」が大切です。リール広告はフォロワー以外のユーザーにも表示でき、動画やBGM、サウンドでダイナミックに訴求できます。
ただ、いくつかデメリットがあるのも事実です。重要なのは、自社にとって最適な広告の方法を選択するという点です。本記事で紹介した点を参考にし、必要性を感じた場合はリール広告の出稿を検討してみましょう。
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ポイントまとめ
- リール広告とは?
-
リール広告とは、15秒から90秒の短尺動画を投稿できる「リール」を活用した広告です。一般ユーザーが投稿するリールの中に、広告が表示されます。
- リール広告に出稿規定はありますか?
-
- 形状:MP4、MOV
- アスペクト比:9:16(4:5〜191:100)
- 解像度:500 x 888ピクセル以上
- ファイルサイズ:4GB以下
- 長さ:60秒以内
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2020年株式会社サンに入社。 営業として主にBtoB企業様のデジタルマーケティングの企画・設計・運用まで携わる。 紙媒体の広告やWebサイト・動画などの広告制作案件も担当し、幅広い業務に従事。2021年、Lifunextにジョイン。現在はWebコンサルタントとしてBtoC企業様を中心に 幅広い業界の広告運用に従事。