女性向けデザイントレンド【6月編】
Lifunextクリエイティブ担当の市丸あかり氏による、今月のデザイントレンド紹介です。広告のバナーデザインなどを考える際の参考にぜひしてみてください。
①グレーの文字 ~明度が高めの黒文字~
分析
今月は黒文字のテキストの中でも、明度が高いグレー寄りの文字が多くみられました。文字量が多くても明度を上げると全体が重たくならず、軽やかさや爽やさを演出することができます。真っ黒(#000000)の文字コントラストが強くなるため目立つ一方、デザインによっては悪目立ちして浮いてしまうことがあります。そのため、少し明度を上げたり、商品やアクセントカラーに合わせて黒に少し色を混ぜると統一感が出せるのでおすすめです。多くのツールでデフォルトが真っ黒(#000000)になっているので、黒の色選びにもこだわってみると良いでしょう。
活用方法
黒文字で軽やかさを出したいとき
②リスト表記 ~悩みや効果をリスト書きする~
分析
悩みや効果をクリエイティブ内に入れる際、丸や四角などのシェイプで囲う表現も多いですが、今月はリスト表記したものが散見されました。文字数が多い場合や項目ごとの文字数にばらつきがある場合、項目が多い場合等はシェイプで囲うよりもリストほうがバランスを取りやすかったり、まとまりが出たりしそうです。内容はネガティブ/ポジティブ問わず使用することができます。行頭文字は点、チェック、数字、アイコンなど様々な表現ができるので、複数パターンのクリエイティブを試してみてもよいかもしれませんね。
活用方法
悩みや効果をコンパクトにまとめたいとき
クリエイティブ担当市丸あかり氏の一言
一言で表される「黒」にもクリエイティブを並べてよく見てみるといろんな色がありますね🤔 最近は夏が近く、寒色のクリエイティブも増えているので青みのある黒をよく見かける気がします👀 黒にもこだわるとデザインが垢抜けますね!
2016年株式会社ベルーナ入社。マーケティング本部に所属し、食品通販事業の事業計画やリスト活用、各事業のTVCM、フリーペーパー設置、キャンペーン企画立案などを担当。2020年より制作会社にてWebデザイン制作を中心にデザイナーとして従事。2022年Lifunextに参画。