女性向けデザイントレンド【7月編】
Lifunextクリエイティブ担当の市丸あかり氏による、7月のデザイントレンド紹介です。広告のバナーデザインなどを考える際の参考にぜひしてみてください。
①斜体の文字 ~文字を斜めにする~
分析
今月は文字に斜体をかけたクリエイティブが多くみられました。斜体にすることで文字にスピード感や勢いを出すことができます。またクリエイティブ内の一部のテキストを斜体にすることで他の要素との差別化を図ることができます。和文フォントは基本的にはイタリック体が搭載されておらず、文字を斜めに引き伸ばした状態にするため、斜体をかけていることがわかりにくかったり、文字が潰れたりすることがあるのでフォント選びには注意しましょう。欧文フォントの場合にはイタリック体を使用すると斜体よりも文字を美しく見せることができます。
活用方法
スピード感や勢いを出したり、テキストに変化をつけたいとき。
②植物の装飾 ~あしらいに植物を使用~
分析
今月はとくにスキンケア商品のクリエイティブにおいて植物の装飾が多くみられました。夏は空調で乾燥するものの、軽やかな使用感の商品を使いたいというユーザーが増える時期なので、植物を置くことでさっぱりとした使用感と潤いを合わせて表現ができます。寒色の植物で爽やかさを表したり、ビビットな植物で夏っぽさや活気を表現したりと組み合わせる植物によっても印象が異なるので、訴求したい内容に合わせて植物を選びましょう。花は種類によって季節感が出るので、通年で流通しているものや夏場に咲くものを使用するようにしましょう。
活用方法
スキンケア商品においてさっぱり感と潤いを合わせて表現したいとき。
クリエイティブ担当市丸あかり氏の一言
今月は爽やかさや軽快感のあるクリエイティブが多くみられました🐬 昨年の夏場はシンプルなクリエイティブが多かったのですが、 今年は開放感やY2Kのトレンドの流れもあってかカラフルで装飾的なものが増えています🌻
2016年株式会社ベルーナ入社。マーケティング本部に所属し、食品通販事業の事業計画やリスト活用、各事業のTVCM、フリーペーパー設置、キャンペーン企画立案などを担当。2020年より制作会社にてWebデザイン制作を中心にデザイナーとして従事。2022年Lifunextに参画。