バナーデザインとは?参考例と効果が出るバナー広告の作り方を紹介!
バナー(Banner)とは、直訳すると「のぼり」や「横断幕」という意味です。
近年、様々なWebサイトで見かける「バナー広告」も、「のぼり」のような効果で、広告を目立たせています。
リスティング広告やインフィード広告など、Webマーケティングで使用される広告媒体は、種類が多いために、どのような手法を取り入れ、どう活用すれば良いかとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、費用対効果の良い広告を打つための施策として使用される「バナー広告」と「バナーデザイン」について解説します。
企業で広告運用を担当している方は、ぜひ参考にしてください。
バナーとは
GoogleやYahoo!サイトを覗くと、画面の側面や上部に大小様々な広告が見られます。
これらの広告がバナー広告です。バナー広告はディスプレイ広告とも呼ばれ、Web広告の中でもコンバージョンの確率が高い広告手法として定着しています。
バナー広告の特徴は、美しい画像やアニメーションとテキストを効果的に融合させることで、ユーザーの目に付きやすく、印象に残る広告であるところです。
このバナー広告は、商品やサービスを直接購入してもらうだけでなく、企業の認知度を高めたり、自社のサイトへアクセスしてもらう目的としても有効です。
そこでバナー広告を利用する際は、自社の商品やサービスの種類、予算、目的などを明確にし、費用対効果の高い広告運営を目指しましょう。
参考になるバナーデザインサイトまとめ
バナー広告の運用では、自社の商品やサービスを紹介するターゲットを明確にすることが重要です。なぜ重要かというと、ターゲットを絞り込むことにより、ユーザーがWebサイト上の広告を思わずクリックしたくなる「バナーデザイン」が作りやすくなるからです。
バナーデザインの目的は、企業名やブランド、商品名を効果的に配置し、視覚に訴えることで認知度の向上や購買意欲を高めることにあります。そこで、まずは魅力が直ぐに伝わるキャッチコピーと、ユーザーに伝わりやすいデザインのバナーの作成に注力してください。
以下では、参考になる「おすすめのバナーデザイン」を集めたサイトをご紹介します。
バナー広場
バナー広告は、バナーデザインを集めたWebサイトで、その総数は12,000種類を超えます。バナー広告サイトの特徴は、サイズやカラーだけでなく、業種やデザインなど、様々な要素からデザインを絞り込めるところです。また、気になったバナーデザインをお気に入りとして登録できるため、じっくりとバナー広告を検索し、運用の研究をしたい方におすすめです。
Retrobanner
Retrobanner(レトロバナー)は、バナーデザインを10,000種類以上集め、表示してるWebサイトです。自分がチェックしたいバナーデザインを「バナーサイズ」「カラー」「業種」「テイスト」の中から検索できます。Retrobannerの「テイスト」からは、主観的な選択が可能で「かわいい」や「きれい」「にぎやか」などのキーワードから、バナーデザインを検索できます。
Pinterest(ピンタレスト)
Pinterest(ピンタレスト)は、様々な写真を検索できるWebサイトで「バナー広告」や「バナーデザイン」といったキーワードを検索することにより、バナー広告を閲覧することができます。
Pinterest(ピンタレスト)は、ここで紹介する他のWebサイトのようにバナーデザイン専門のサイトではありません。しかし、国内のバナーだけでなく、海外のバナーもチェックできるのが特徴です。気になったバナーを参考にすることはもちろん、バナー以外の写真から、違った視点でデザインを研究することもできます。
banner gallery
banner gallery(バナーギャラリー)は、3,000種類を超えるバナーデザインの中から「サイズ」や「カラー」「職種」によって、お好みのバナーデザインを検索できるWebサイトです。banner gallery(バナーギャラリー)の特徴はWebサイトの見やすさで、様々なバナー広告をシンプルな画面で比較できます。
MOAT
MOAT(モート)は、海外ブランドのバナー広告を専門に集めたWebサイトです。チェックしたいブランド名を入力して検索すると、海外企業のバナーを閲覧できます。このような特徴から、ブランドサイトのバナーを作ることが多い人におすすめしたいサイトです。
マイフェバ
https://drippers.co.jp/blog/entries/entry18/
マイフェバは、関西・北陸・せとうちエリアのおでかけ&観光情報を発信しているWebメディアのサイトです。明るくお洒落なサムネイルが特徴で、グルメや旅行などのバナー広告やアイキャッチの作成には必見のサイトと言えるでしょう。毎回フォントの変わるタイトルが面白く、参考になります。
Facebook広告集めました。
Facebook広告集めました。は、その名の通り、Facebookの広告を集めたWebサイトです。
Facebook広告の特徴ある広告スタイルに適応するための参考になるサイトです。
インスタ広告集めました。
https://www.instagram.com/insta_adsquare/
インスタ広告集めました。は、Instagram広告のバナーを集めたInstagramのアカウントです。あくまでもInstagramのアカウントであるため、カテゴリーごとに検索をすることはできません。そのため、毎回更新されるバナーを参考に、Instagram広告のバナーを研究するのに役立つでしょう。
Bannner.com
Bannner.comは、600種類以上のバナーデザインを集めたサイトです。「サイズ」「業種」「アニメーションGIF」などのバナーデザインを閲覧することができます。「縦割り」や「横割り」「反復」「テキスト」「顔切り抜き」などのデザインの特徴で検索可能です。
効果が出るバナーを作成する際のポイント
ここまで、様々なバナーデザインを閲覧できるWebサイトをご紹介しました。
以下では、効果が出るバナーを作成する際のポイントについて解説します。
効果測定方法
バナー広告を効果測定する場合には、いったい何を指標にすべきかがポイントになります。例えば商品やサービスを認知して欲しい場合には、広告を見てもらえば成功となるため
「広告のクリック率(CTR)」を測定するところまでできれば良いでしょう。しかし、自社の商品やサービスの販売がゴールとなるケースでは、クリック率がいくら高くても「コンバージョン率(CVR)」が上がらないと成功とは言えません。もちろん、CTRが低ければCVRも上がりませんが、その両方を向上させるためにはどのようなコンテンツが必要かを考えてバナーデザインを実施しましょう。
クリック率の高いバナーとは?
クリック率が高いバナーには、その共通点として以下の3つの特徴があります。
- キャッチコピーがわかりやすく、共感できる
- インパクトがある
- オマージュ感がある(既視感)
そこで、まずはこの3点を解説します。
キャッチコピーがわかりやすく、共感できる
バナー広告で、まず大事なのが「キャッチコピー」です。一目見て直ぐに内容が理解できるコピーかどうか、また情報量を詰め込み過ぎていないか、ひらがな・カタカナなどの使い方が適切かなど、ユーザー視点で考えることが大切です。
インパクトがある
インパクトのあるバナー広告は、クリック率が高くなります。ここでいうインパクトとは、ポジティブな内容であることが重要で、カラーも暖色系が好んで使われます。より効果的なバナーデザインにするために、次のオマージュ感と共に研究しましょう。
オマージュ感がある(既視感)
オマージュとは、前例のある作品を「経緯をもって模倣する」ことを言いますが、バナー広告でも「オマージュ作品」が多く見られます。
どこかで見覚えのあるバナー広告は、安心感もあってか、クリックされやすい傾向にあります。
効果が出ないバナーの特徴
次に、頑張っても効果が出にくいバナー広告の特徴を紹介します。
効果の出にくいバナー広告には、上記のことができていなこととに加え、商品やサービスと「まったく関連性のない」画像やテキストが使われている特徴が見られます。
全く関係ないバナー
まったく関係のないバナーとは、クリックを意識するあまり、実際に紹介したい商品やサービスとは関係のない画像やテキストを使ってしまうことです。そのようなバナー広告は、クリックされてもコンバージョンには至りません。いくら今流行りを追いかけたバナーを作成しても、その商品やサービスの特徴やメリットがユーザーに届かなければ意味がありません。あくまでも、ユーザーに提供したい商品やサービスのメリットや強みを広告に載せましょう。
まとめ
このように、バナー広告で重要なことは、分かりやすいキャッチコピーと目立ちながらも意味の伝わるデザイン性です。
奇抜なデザインは、時としてクリックを誘導することがありますが、その後のコンバージョンには至りにくいもの。そのような特徴を理解し、バナー広告を作成する際は「ユーザー目線を忘れない」ように注意しましょう。
そのためにも、この記事で紹介したバナーデザインのギャラリーを参考にしながら、CTRとCVRが高いオリジナルのバナー広告を作成してください。
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