Facebook広告(Meta広告)の課金方式とは?目的に合った課金方式を徹底解説!

Facebook広告(Meta広告)の課金方式とは_目的に合った課金方式を徹底解説
目次

Facebook広告(Meta広告)とは

Facebookを利用していると、定期的に表示されるプロモーション広告ですが、細かいターゲティング設定や、予算に応じた配信が可能なことが特徴で、個人法人問わず活用する方が多い、人気のSNS広告です。

メリットの一つは、様々な目的の広告が配信できる点です。認知を上げるためや、サービス、商品を申込みや購入してもらうため、さらにはお問い合わせや資料請求を促すためのものなど、目的にあった手法が可能です。またFacebook広告(Meta広告)の特徴の1つとしてFacebookだけでなく、インスタグラムにも同時に配信することができます。

また、静止画だけでなく、動画などの幅広い表現手法で配信することができるので、様々なクリエイティブを、広告主のターゲットに寄り添ったデザインでプロモーションが可能です。

Facebook広告(Meta広告)の課金方式

ここでは、Facebook広告の料金体系(課金方式)について解説していきます。

大きく分けると、インプレッション課金とクリック課金の2種類の方式があります。

主にコンバージョン目的の場合、ディスプレイ広告のGDN・YDAなどはクリック課金が推奨にはなりますが、Facebook広告はターゲティング精度が高いこともあり、インプレッション課金が推奨になります。

インプレッション課金

インプレッション課金は、広告の表示に対して課金される方式です。CPM(Cost Per Mille)方式とも呼ばれており、広告表示1,000回毎に課金されます。

後述するクリック課金と同じく、広告が表示されるごとにオークション形式で料金が決定されます。

インプレッション課金のメリットクリック率を上げると、クリック単価(1クリックあたりの費用)を抑制できるため、クリエイティブを改善していくことで、最終的な効果の向上を図ることができます。

デメリットとしては、クリックされなくても費用が発生してしまうため、無駄なコストになってしまう可能性があることです。

インプレッション課金の費用目安

インプレッション課金の広告料金は、1,000回表示ごとに100円〜かかります。広告する規模や内容によって費用は異なりますが、30万円からでも活用可能です。ただし、優良な媒体なため、広告主によっては億投下しているところもございます。Facebook広告の費用は後で変更できます。

インプレッション課金に向いているシーン

インプレッション課金はどのような広告に適しているのでしょうか。一般的には表示回数が最大になるように配信されるため、多数のユーザーに見てもらえます。適しているのはクリック数よりも表示回数が重要となる広告です。例えば、商品の認知やブランドの知名度の向上が挙げられます。

ただ前述した通り、Facebook広告に関してはターゲティングが優れていることもあり、コンバージョン目的の場合はインプレッション課金が推奨です。

クリック課金

こちらは、1クリックにつき課金されていく方式です。CPC(Cost per Click)課金とも呼ばれています。メリットとしては、クリックされて初めて費用が発生するため、クリックされずに表示だけされた広告では一切費用が発生せず、無駄なコストを削減することができます。業種や商品や市場規模によってクリック単価は異なります。費用が高くなる分野としては金融、保険、美容などがあります。

デメリットとしては、入札の単価を低く設定してしまうと全く配信されないというリスクがあります。そのため、ある程度の相場を理解して入札単価を設定し、その後の配信状況を確認しながら適切な単価を導き出す必要があると言えるでしょう。

クリック課金の費用目安

Facebook広告のクリック単価はオークション制で決まり、100円~とされています。費用相場はインプレッション課金と同様に30万円からでも活用可能です。

クリック課金に向いているシーン

クリック課金は認知や知名度の向上の広告には向いていません。クリック数が重要になるWebサイトへの誘導に適しています。

その他の課金

その他にも、アプリをインストールするごとに課金されていく方式や、動画広告を10〜15秒以上視聴することで課金される方式、いいねが押されるごとに課金される方式など、多種多様な課金方式が存在します。

目的に応じて、より効果的な方式を選択することをおすすめします。

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広告予算の設定方法

広告を配信する際に上限予算の設定を行なうことで、広告配信で使う金額を予算内で収めることが可能になります。上限に達した場合、一時停止となり、同時に課金もストップします。そのため、予算上限が決まっている際にはこちらの設定を必ずしましょう。設定の単位は、「アカウント」「キャンペーン」「広告セット」があるので、それぞれの方法について解説していきます。

予算上限が決まっている際にはこちらの設定を必ずしましょう。

アカウントの上限設定

まずは、アカウントの上限設定です。

広告アカウント設定から「支払い設定」を選びます。


その後、「アカウントの上限予算」の箇所から、3つの点で構成されたアイコンを選択。

「上限を設定」を選択し、予算を入力。

その後、「保存」を選択したのち、「完了」を押せば、上限予算の設定が確定します。

キャンペーンの上限設定

次にキャンペーンの上限設定です。

まず、「広告マネージャ」を開きます。

その後、ページの下にある表から、今回編集するキャンペーンを選択。


「キャンペーン詳細」の箇所から「キャンペーンの上限予算」を探し、「編集」をクリック。

上限予算を入力したのち、「確認」を選択。15分程度で当該内容の保存が完了します。

広告セットでの上限設定

広告セットでの上限設定です。

まず、「キャンペーン予算の最適化」をONにします。

次に、広告セット予算内の「通算予算」を選択。

その後、予算額を設定します。

Facebook広告(Meta広告)の予算相場を知る

Facebook広告の料金の相場を知る方法については以下2つがあります。

広告代理店に相談する

個人で広告を設定する以外にも、広告代理店に依頼する方法があります。

相場を知る方法として、まずノウハウがある広告代理店に相談してみるのも一つの手です。広告代理店に聞いてみるメリットとしては、Facebook広告の様々な業界での運用経験から、ある程度の相場を把握していることが挙げられます。一度聞いてみてから手数料も踏まえて検討してみると良いでしょう。

その他の依頼するメリットとしては、よりスピーディに効果的な広告設定が可能なことです。個人で行う場合は、最初は試行錯誤しながら設定していくため、その分タイムロスや設定不備の確率が上がってしまいます。また、広告配信のノウハウも無いため、どうやってPDCAを回していくかがわからず、中長期的に改善が見込みづらくなります。

無料相談を行う代理店も多いため、Facebook広告初心者の方は、一度気軽に相談することをおすすめします。

LifunextではFacebookの広告運用と活動をサポートします。Googleをはじめとする大手メディアとのパートナーシップを結んでいます。各プラットフォームのアルゴリズム・推奨構造や運用実績をもとに、最適な配信設定をご提案いたします。広告運用にお悩みの方はご相談ください。

シミュレーション機能を利用する

広告運用のプラットフォームの広告マネージャーには、シミュレーション)機能があります。ターゲティングや予算等の設定をすることで、リーチ数やコンバージョンなどの推定値が出てきます。

実際に配信した際にどれくらいのリーチ数やコンバージョンが期待できるかを事前に把握できるため、予算や期間、ターゲティング設定の参考にできます。また、設定しているオーディエンスが広いのか狭いのかもわかりやすく表示してくれます。

初めての場合、自分の中で適切な判断軸がないと思います。そのため、Facebook広告初心者の方は、このシミュレーションを参考にすることをおすすめします。

Lifunextが運用して特に費用対効果が高まった方法

Facebook広告の費用対効果は、他媒体と比べても高いと言われています。ここからは費用対効果を更に高める方法を2つご紹介します。

・A/Bテストの活用

・類似オーディエンスの活用

A/Bテストの活用

A/Bテストとは、広告画像やテキスト、配置などを変えることによって生じる効果を比較できる機能です。改善に利用し、費用対効果を高めます。

テストできる変数は以下の通りです。

変数名
クリエイティブテキスト、異なる画像、クリエイティブのフォーマット
オーディエンスターゲット層、地域、年齢
配信の最適化最適か対象、アトリビューション設定、入札戦略
配置自動配置とカスタム配置
商品セット商品の組み合わせ

A/Bテストの設定方法を説明します。

マーケティングの目的を選択しコンバージョンをクリックします。

A/Bテストをオンにします。

比較したい変数を選びます。

入力したら「次へ」をクリックします。そうすると、「広告セット:A/Bテストの広告セットを作成。」のページに移ります。

広告セットを選択し「次へ」をクリックします。

広告セットの項目

・トラフィック:トフィックを増やす場所

・クーポン:保存できるクーポンを作成、リマインダーを受け取る

・変数:クリエイティブ、配信の最適化、ターゲット、配置から選択

・オーディエンス・地域、年齢、性別

・配置:配置の設定

・配置の最適化:広告の最適化、予算設定

・A/Bテストの予算と期間:予算と期間を入力、(最初から入力されている数字は推奨されている期間・予算)

広告の設定を行う。

広告の設定項目

・アイデンティティ:アカウント設定

・形式:カルーセル、1枚の画像または動画、コレクションを選択

・テキストとリンク:テキストとリンクの設定

・トラッキング:トラッキングの種類を選択

実行をクリックしたら完了です。

テストの結果はメールまたは広告マネージャーで確認できます。結果を活用してより良い成果に繋げましょう。

類似オーディエンスの活用

類似オーディエンスとは、既存の顧客と興味や関心が似ている傾向にある利用ユーザーにリサーチを広げる機能です。ターゲティングできていないユーザーに対して広告を広げるとき、類似オーディエンスを使用することで関心を持つ可能性の高いユーザーにアプローチできます。Facebook広告はターへティング精度が高いこともあり、類似オーディエンスは非常に有効的なターゲティングの一つです。

注意点としては、以下のことが挙げられます。

・オーディエンスが100人以上いなければ作成不可

・自動作成されない

設定の仕方を説明します。

広告マネージャーのメニューバーを開きます。

「すべてのツール」の「ツール」から「オーディエンス」をクリックします。

「オーディエンスを作成」をクリックした後、「類似オーディエンス」をクリックします。

「元となるデータ」、「国」、「サイズ」の3条件をそれぞれ選択します。

「オーディエンスを作成」をクリックします。

Facebook広告(Meta広告)には2種類の課金方式があることを理解しよう!

Facebook広告には、インプレッション課金とクリック課金の2種類があり、費用相場はどちらも10~30万円/月ほどです。費用だけ見ればどちらでも良いように思えてしまいますが、費用節約のために目的にあった課金方式を選択することをおすすめします。

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ポイントまとめ

Facebookの課金方式とは?

インプレッション課金、クリック課金の2種類

インプレッション課金とは?

広告の表示に対して課金される方式で、広告表示1000回毎に課金されます。

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LifunextはMeta Business Partners認定パートナー です。パートナー会社を選ぶにあたって媒体とのリレーションは重要になります。認定代理店としての独自情報等もご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。

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