Facebook動画広告の種類は?動画広告の特徴とメリットも紹介

 Facebookでは自社の商品やサービスを投稿できるだけではなく、広告も出せるようになっています。Facebook開発者のザッカーバーグCEOもこれからは「動画ファーストでいく」と発言しており、一層動画コンテンツに力を入れていくと予想されます。

そこで、Facebookの動画広告についてご紹介していきたいと思います。

動画広告にするメリットや、動画広告の種類・特徴、ルールなども解説していくので、これから動画広告を始めようと思っている方はご一読ください。

目次

Facebookに動画広告を出すメリット

自動再生機能がある

Facebookの動画広告は、ユーザーがスクロールして画面に動画が表示されると、自動再生されます。自然と目に留まり動画の世界観に引き込むことができます。

ターゲット精度の高い広告を出せる

Facebookの動画広告では、広告作成時に広告の目的やターゲット層を設定するようになっています。そして膨大なデータを元にFacebook内外でのユーザーの動向を詳しく読み取って、購買へとつながる見込みが高いターゲットに広告を表示できます。

広告予算が少額から設定できる

予算も数万円程度の少額から広告が出稿できることもメリットとして挙げられます。

マーケティングに費用をあまり割けない個人事業主やスモールビジネスの経営者などからも人気を集めています。

課金方式のひとつ「クリック課金」を利用すれば、広告費が発生するのはユーザーがクリックした時だけなので、比較的無駄なコストを使わずに効果的なマーケティングが期待できます。

動画広告の特徴

今後、ユーザーはますますモバイル端末で動画を見る機会が増えると言われています。

そうなれば動画広告はより効果的なものになるでしょう。

ここでは、動画広告の特徴についてご紹介します。

情報を多く伝えることができる

動画広告は、テキストや静止画の広告に比べて約5000倍の情報量があるといわれています。商品の使い方やメリットなど、文字や画像だけでは伝えきれない情報も映像や音声で簡潔に伝えることができます。

バズる可能性がある

動画には、SNSなどで拡散されやすいという特徴があります。

ユーザーの目に留まり注目や話題になった動画広告は、ネット上に拡散され、いわゆる「バズる」という現象になり得ます。

そうすることができれば、一気に大勢の人に動画広告を見てもらうことができます。

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Facebook動画広告の種類

Facebookの動画広告には、インストリーム広告、ストーリーズ広告、フィード広告があります。それぞれについて解説していきます。

インストリーム広告

▼動画形式

  • 動画ファイル:MP4、MOVまたはGIF
  • 動画アスペクト比:9:16~16:9(16:9推奨)
  • 推奨解像度:ファイルサイズとアスペクト比の要件を満たし、最も解像度が高い動画
  • 動画のファイルサイズ:最大4GB
  • 動画の長さ:(最短)5秒~(最長)10分
  • 動画のキャプション:任意ですが、推奨されます
  • 動画音声:任意ですが、推奨されます
  • メインテキスト:125文字以内

インストリーム広告は、Facebookでユーザーによって投稿された動画の再生中に流れる動画広告です。

再生時間は主に5~15秒ほどで、動画コンテンツの再生前後または再生中に表示されます。

インストリーム広告のメリットは、広告再生時間が長く複雑な広告内容を伝えられます。また、視聴完了率はインプレッションの70%と非常に高く見られやすいことも特徴です。映像や音声をフルに活用し、大画面で宣伝したいサービスの魅力を伝えることができます。

デメリットは、長時間の動画広告の場合スキップされてしまう可能性があること、視聴者を惹きつける動画クオリティが必須であることなどが挙げられます。

ストーリーズ広告

▼動画形式

  • 動画ファイル:MP4、MOVまたはGIF
  • 動画アスペクト比:1.91~9:16※
  • 動画のファイルサイズ:最大4GB
  • 動画の長さ:(最短)5秒~(最長)120秒
  • 動画のキャプション:任意ですが、推奨されます
  • 動画音声:任意ですが、推奨されます

※アスペクト比9:16未満の動画の場合: 色付きのグラデーションバーが上下に表示されます。「テキスト」フィールドのコンテンツは動画の下に配置されます。

動画の上下約14% (250ピクセル)の範囲にはテキストやロゴを配置しないようにし、これらの重要な要素がコールトゥアクションで隠れないようにすることが推奨されます。

ストーリーズ広告とは、Facebookのストーリーズ機能を活用した動画広告です。

ユーザーが投稿したストーリーズとストーリーズの間に広告が表示されます。

ストーリーズ広告のメリットは、フルスクリーンを活用し没入感のある広告で訴求したいことが伝えやすく、広告を見た後のアクション率が高いことです。

一方で、デメリットは、スマートフォンユーザー向けデザインのためパソコンユーザーには刺さりにくいこと、Facebookのストーリーズにのみ配信することはできず、Instagramのストーリーズとセットで配信する必要があることなどが挙げられます。

フィード広告

▼動画形式

  • 動画ファイル:MP4、MOVまたはGIF
  • 動画アスペクト比:9:16~16:9※
  • 推奨解像度:ファイルサイズとアスペクト比の要件を満たし、最も解像度が高い動画
  • 動画のファイルサイズ:最大4GB
  • 動画の長さ:(最短)1秒~(最長)240分
  • 動画のキャプション:任意ですが、推奨されます
  • 動画音声:任意ですが、推奨されます
  • メインテキスト:125文字以内

※9:16~16:9のアスペクト比がサポートされていますが、4:5を超える縦型の画像は、アスペクト比4:5にマスクされる場合があります。

フィード広告は、投稿タイムラインの中で一般ユーザーに投稿された動画と動画の間に表示される広告のことです。

パソコンでは中央に大きく表示され、スマートフォンでは一列に表示されるなど、閲覧端末によって表示形式が異なることが特徴です。

ユーザーの視覚に自然と入るので閲覧ハードルが低く、興味や反応を惹きつけやすいことやブランドの認知度向上につながることがメリットとして挙げられます。

デメリットとしては、多くのユーザーからの認知を得ることができるためターゲット層ではないユーザーからのクリックも増えることが考えられることが挙げられます。

Facebook動画広告のルール

Facebookの動画広告には入稿ルールがあります。作成の際に、そのルールに沿っているか確認しましょう。

Facebook for Businessの動画広告要件には“広告配置ではアスペクト比16:9~9:16の動画をサポートしています。”とあります。

広告ごとの紹介でも解説したように、広告の配置場所によって仕様が異なるため、それらの要件を守るよう作成しましょう。

また、Facebookの動画広告に含まれるテキスト量は20%以下が規定となっており、Facebookとしてはできる限り少ないテキスト量を推奨しています。

動画広告のサムネイルを審査し、テキスト量が多いと品質が低いものだとみなされ配信が減るおそれがあります。

参照:広告画像のテキストについて

 ※広告画像内のテキスト量の制限は撤廃されましたが、少ないテキスト量の推奨は継続です。

Facebook動画広告のポイント

Facebookの動画広告をより有効活用するためのポイントを解説していきます。

長くても1分程度にまとめる

Facebookの動画は最も長いもので240分まで設定することができます。しかし、Facebookのビジネスヘルプセンターは「15秒以下の動画では、より多くの利用者が最後まで動画を再生しています」と発表しています。

長くなればなるほど最後まで視聴してもらえなくなってしまうので、長くとも動画は1分以内に収めるようにしましょう。

そして、その上で冒頭の数秒間でユーザーを惹きつけるインパクトがある動画にすることがよりユーザーからの視聴率を向上させるポイントとなります。

伝えたい内容を絞る

商品やサービスの魅力を伝えたいと思うとたくさんのことを詰め込みたいと考えるでしょう。

しかし、先述の通り動画広告は短い方が効果的です。短い動画の中で自社の商品・サービスの魅力を伝え、ユーザーに動画を見終わったあとどういった行動をしてほしいのか明確にする必要があります。

そのためには、内容は多くを詰め込まず一部に絞り、分かりやすくする必要があります。

こうすることで短い動画の中で、ユーザーはプロモーションされた商品・サービスの魅力を知り、そのあと自分はそれに対してどうしたらいいかがはっきりとわかります。

音声が無くても内容が伝わるようにする

Facebookの動画広告は冒頭にも述べた通り、自動再生されます。

しかし、その際音声は流れません。ユーザー側で音声をオンにすることはできますが、出先での視聴の際など音声をオフにしたまま視聴する場合が多いでしょう。

そのため、広告内容が音声なしでも伝わるように作成する必要があります。

工夫のひとつとして、字幕をつけることが挙げられます。

この際、長い文章の字幕を付けると、内容に追いつけなくなってしまうので、端的でわかりやすい字幕をつける必要があります。

Facebookの動画広告は様々な種類があり、メリットも多く存在します。

これからモバイル端末で動画を見る時代になっていく中で動画広告を展開することは、より強いプロモーションへと繋がります。

作成ポイントやポリシーを踏まえて動画広告を活用してみて下さい。

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