【2024年最新】Instagram広告で最適な画像サイズを解説!
Instagram広告には推奨される画像サイズやアスペクト比などの入稿規定があります。入稿規定に合っていないと画像が見切れたりぼやけたりしてしまうでしょう。
本記事では、Instagram広告で最適な画像サイズを解説します。
Instagram広告で推奨される画像サイズ
Instagram広告で推奨される画像サイズは主に4つあります。
- 1:1(正方形)
- 1.91:1(横長)
- 4:5(縦長)
- 9:16(縦長)
それぞれの最小解像度と最大解像度は次の通りです。
画像サイズ | 最小解像度 | 最大解像度 |
---|---|---|
正方形(1:1) | 600 x 500 | 1,936 x 1,936 |
横型(1.91:1) | 600 x 315 | 1,936 x 1,936 |
縦型(4:5) | 600 x 750 | 1,936 x 1,936 |
縦型(9:16) | 600 x 1,067 | 1,936 x 1,936 |
次では、それぞれのサイズを詳しく解説します。
1:1(正方形)
1:1(正方形)画像サイズはInstagramの投稿に馴染みやすく、ユーザーの目に留まりやすいという特徴があります。主に製品のクローズアップや人物写真、ロゴなど、中心に焦点を当てたい広告に適しています。
一方で、ストーリーズやインストリーム動画には向いていません。
1.91:1(横長)
1.91:1の横長サイズはスクロールする際に目立つため、投稿やストーリーズ、発見タブなどさまざまな場面で活用できます。広い景色を捉えたい旅行業界の広告や、製品を横に並べて紹介したい小売業界のプロモーションなどに用いられることもあります。
また、1.91:1サイズはInstagramだけでなくFacebook広告、Google広告、Yahoo!ディスプレイ広告といった他のプラットフォームにも対応しています。
4:5(縦長)
4:5の縦長サイズはスクリーンに大きく表示されるため、画面占有率が高く、注目を集めやすいのが特徴です。ポートレート撮影やファッションアイテムの紹介など、視覚的な魅力を最大限に伝えたい広告に適しています。
また、動画広告にもおすすめです。
9:16(縦長)
9:16の縦長サイズは、スマートフォンの全画面を利用したい場合におすすめです。特にストーリーズ広告やリールでの使用に適しています。
視覚的なインパクトを最大限に高めたい場合や、製品購入を促したい場合などに用いられます。
Instagram広告のフォーマット別画像サイズ・入稿規定
ここではInstagram広告のフォーマット別画像サイズ・入稿規定を「画像広告」「動画広告」に分けて紹介します。
画像広告の画像サイズ・入稿規定
Instagram広告では、さまざまなフォーマットに応じた画像サイズや規定が設定されています。出稿できる主な場所は次の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
推奨アスペクト比、推奨解像度などをまとめました。
フィード | ストーリーズ | 発見タブ | |
---|---|---|---|
推奨アスペクト比 | 1:1 最小アスペクト比: 400 x 500 最大アスペクト比: 191 x 100 | 9:16 | 9:16 |
推奨解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
推奨ファイルタイプ | JPGまたはPNG | JPGまたはPNG | JPGまたはPNG |
最大ファイルサイズ | 30MB | 30MB | 30MB |
メインテキスト | メインテキスト: 125文字以内 見出し: 27文字以内 (※Facebook面のみ) 最大ハッシュタグ数: 30 | 125文字以内 | 125文字以内 |
画像広告はフィードはもちろんストーリーズや発見タブなど、Instagram内の広告枠すべてで掲載ができます。ストーリーズと発見タブでは9:16が推奨されています。フィードの場合、1:1です。
動画広告の画像サイズ・入稿規定
Instagram広告で動画広告を出稿できる主な場所は次の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
- リール
推奨アスペクト比、推奨解像度などをまとめました。
フィード | ストーリーズ | 発見タブ | リール | |
---|---|---|---|---|
推奨アスペクト比 | 4:5 | 9:16 | 4:5 | 9:16 |
推奨解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 500 x 888ピクセル以上 |
推奨ファイルタイプ | MP4、MOV、 またはGIF | MP4、MOV、 またはGIF | MP4、MOV、 またはGIF | MP4、MOV |
最大ファイルサイズ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
メインテキスト | メインテキスト: 125文字以内 最大ハッシュタグ数: 30 | 125文字以内 | 125文字以内 | 72文字以内 |
動画の長さ | 1秒~60分 | 1秒~60分 | 1秒~60分 | 0秒~15分 |
リール広告に次のものを含めることはできません。
- 2021年10月15日より前に公開されたリール動画
- ライセンスのある音楽
- 変身マスクやカメラエフェクトを使用したメディア
- GIFを使用したメディア
- 商品タグが付けられたメディア
動画広告は画像広告より訴求効果が高いため、エンゲージメントの向上が期待できるでしょう。
カルーセル広告の画像サイズ・入稿規定
カルーセル広告は、ユーザーがスワイプすることで複数の画像や動画を閲覧できる広告方式です。
出稿できる主な場所は次の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
推奨アスペクト比、推奨解像度などをまとめました。
フィード | ストーリーズ | |
---|---|---|
推奨アスペクト比 | 1:1 | 1:1 |
推奨解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 1,080 x 1,920ピクセル以上 |
画像ファイルタイプ | JPGまたはPNG | JPGまたはPNG |
動画ファイルタイプ | MP4、MOV、またはGIF | MP4、MOV、またはGIF |
画像の最大ファイルサイズ | 30MB | 30MB |
動画の最大ファイルサイズ | 4GB | 4GB |
メインテキスト | メインテキスト: 125文字以内 最大ハッシュタグ数: 30 ランディングページのURL: 必須 | メインテキスト: 125文字以内 見出し: 40文字以内 ランディングページのURL: 必須 |
カルーセルカードの数 | – | 2~10 |
動画の長さ | 1秒~2分 | 1秒~15秒 |
カルーセル広告は製品のラインナップを紹介したり、ストーリーズを通じてメッセージを伝えたりするのに適しています。画像や動画を組み合わせることができ、ユーザーの関心を引きつけやすくなっています。
各スライドには異なるリンクを設定することも可能で、特定のサイトへ直接誘導できます。
コレクション広告の画像サイズ・入稿規定
コレクション広告は、製品やブランドのコレクションを紹介できる広告方式です。
出稿できる主な場所は次の通りです。
- フィード
- ストーリーズ
推奨アスペクト比、推奨解像度などをまとめました。
フィード | ストーリーズ | |
---|---|---|
推奨アスペクト比 | 1.91:1~1:1 | 1.91:1~1:1 |
推奨解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
画像ファイルタイプ | JPGまたはPNG | JPGまたはPNG |
動画ファイルタイプ | MP4、MOV、またはGIF | MP4、MOV、またはGIF |
画像の最大ファイルサイズ | 30MB | 30MB |
動画の最大ファイルサイズ | 4GB | 4GB |
メインテキスト | メインテキスト: 125文字以内 見出し: 40文字以内 ランディングページのURL: 必須 | メインテキスト: 125文字以内 ランディングページのURL: 必須 |
画像・動画の最小幅 | 500ピクセル | 500ピクセル |
画像・動画の最小高さ | 500ピクセル | 500ピクセル |
コレクション広告は、ユーザーが広告をタップすることでインスタントエクスペリエンスを開き、製品の詳細な画像や情報に誘導します。
Instagram広告の運用時に把握しておくべき注意点
Instagram広告を運用する際には、次の2点に注意しましょう。
- 規定のサイズ・解像度と異なる場合はきちんと表示されない
- 複数の画像・動画を投稿する場合はサイズを統一するべき
規定のサイズ・解像度と異なる場合はきちんと表示されない
規定のサイズ・解像度と異なる画像や動画を使用すると、正しく表示されない可能性があります。例えば、推奨されるアスペクト比から大きく外れた画像を投稿した場合、重要な部分が表示領域外になってしまう可能性もあるでしょう。
また、解像度が低すぎると画像や動画がぼやけてしまい、品質が低下します。
複数の画像・動画を投稿する場合はサイズを統一するべき
Instagram広告では、すべてのコンテンツでサイズを統一することが重要です。
異なるサイズやアスペクト比の画像・動画が混在していると、ユーザーがコンテンツを閲覧する際に違和感を感じることがあります。結果として、エンゲージメントの低下や広告の効果減少につながる恐れがあるでしょう。
Instagramは視覚的効果が高いプラットフォームであるため、ビジュアルの一貫性はブランドイメージの構築にも関係します。複数のコンテンツを投稿する際は、あらかじめ指定された推奨サイズやアスペクト比に従って統一しましょう。
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まとめ
Instagram広告は広告サイズに合わせて配信することが大切です。画像や動画、カルーセル広告、コレクション広告など、種類によって広告規定や推奨サイズが異なる点に注意してください。
万が一、サイズが合っていないと、広告の効果が損なわれてしまう恐れがあります。また、複数の広告を配信する場合、サイズは統一することを心がけましょう。
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2018年に新卒で大手保険会社に入社。 営業として主に保険代理店の新規提案や事業拡大提案に携わる。 オンライン面談システムの導入案件も担当し、幅広い業務に従事。 2021年、Lifunextにジョイン。現在はWebコンサルタントとしてBtoC企業様を中心に幅広い業界の広告運用に従事。 2023年1月には2か月連続でコンサル部門粗利1位を獲得。