【完全ガイド】コンサルタントが教えるリスティング広告の広告文の作り方

リスティング広告の広告文は見出しの次に目立つ部分です。ターゲットのニーズに応えるよう簡潔かつ魅力的な内容にすることが大切です。

本記事ではリスティング広告の掲載位置や基本的な構成を紹介し、広告文の作り方や効果的に作るポイントを紹介します。

目次

リスティング広告の掲載位置

リスティング広告は、以下の位置に掲載される広告です。

このように、検索画面の一番上に掲載されるのがリスティング広告です。リスティング広告はWebマーケティングにおいて、非常に効果を期待しやすい施策の一つといえるでしょう。

リスティング広告も自然検索と同じように、掲載順位があります。掲載順位は、主に次の要因によって変わります。

  • キーワードの入札額
  • 広告の品質スコア
  • 利用者の検索意図との一致度

上位に表示される広告ほど視認性が高く、クリックされる可能性が高まります。

リスティング広告の基本的な構成

リスティング広告は、主に5つの要素で構成されています。

それぞれの要素を詳しく説明します。

1.見出し/タイトル

リスティング広告の見出しは広告の最も目立つ部分であり、ユーザーが最初に目にする部分です。広告の効果を大きく左右するため、見る人にとって魅力的かつ関連性の高いキーワードを含めることが重要です。

Google広告とYahoo!広告では、見出しに設定できる文字数、最大表示数、管理画面上で設定できる個数に若干の違いがあります。以下の表は、Google広告とYahoo!広告の見出しを比較したものです。

項目Google広告Yahoo!広告
文字数最大30文字(見出し1、見出し2、見出し3)最大15文字(タイトル)
最大表示数見出し1、見出し2、オプションで見出し3タイトルのみ
設定個数見出し1と見出し2は必須、見出し3はオプションタイトル1つのみ設定可能

参考:Google広告ヘルプ|テキスト広告について
参考:Yahoo!広告ヘルプ|レスポンシブ検索広告

このような違いがあるため、各プラットフォームに最適化された広告文を考えることが重要です。

2.説明文

リスティング広告の説明文は、見出しに続いてユーザーが目にする部分です。主に製品やサービスの特徴、メリットを簡潔に伝えます。見る人に対してアクションを促す文言(CTA)を含めることも一般的です。

Google広告とYahoo!広告では、説明文に関するルールも異なります。

項目Google広告Yahoo!広告
文字数最大90文字(説明文1、説明文2)最大38文字(説明文)
最大表示数2つ(説明文1と説明文2)1つ(説明文)
設定個数2つ(説明文1と説明文2はともに設定可能)1つ(説明文のみ設定可能)

参考:Google広告ヘルプ|テキスト広告について
参考:Yahoo!広告ヘルプ|レスポンシブ検索広告

Google広告では多くの情報を記載することが可能であり、Yahoo!広告では簡潔性が求められます。それぞれのプラットフォームに合わせた効果的な説明文を作成しましょう。

3.表示URL

リスティング広告の表示URLはユーザーに見せるものであり、広告の信頼性と関連性を高めるために使用されます。

Google広告とYahoo!広告では、表示URLに関してルールが異なります。Google広告の場合、表示URLには、最終的なランディングページのドメインを使用する必要があります。しかし、パス(サブディレクトリやページ名)はカスタマイズ可能です。

Yahoo!広告では表示URLのカスタマイズオプションがあり、広告のテキストと連動させることができます。

4.パス/ディレクトリ

パス(Google広告)やディレクトリ(Yahoo!広告)とは、表示URLの後に追加される、ランディングページの具体的なセクションやカテゴリを示す部分です。

Google広告とYahoo!広告では、パスやディレクトリに設定できる文字数、最大表示数、管理画面上で設定できる個数に違いがあります。

項目Google広告Yahoo!広告
文字数制限最大15文字(パス1、パス2ごと)最大30文字(ディレクトリ全体)
最大表示数2つ(パス1とパス2)1つ(ディレクトリ)
管理画面上での設定個数2つ(パス1とパス2をそれぞれ設定可能)ディレクトリは1つのみ設定可能

参考:Google広告ヘルプ|テキスト広告について
参考:Yahoo!広告ヘルプ|レスポンシブ検索広告

Google広告では細かいパスの設定が可能です。Yahoo!広告の場合、ディレクトリは1つであるため簡潔に設定することが求められます。

5.アセット/広告表示オプション

アセット(Google広告)や広告表示オプション(Yahoo!広告)とは、広告の質を向上させるために追加できる要素です。例えば、次の点が挙げられます。

  • 連絡先情報
  • リンク
  • 目次 など

Google広告ではリンクを広告に表示し、ユーザーを特定のページに直接導くことができます。また、連絡先を追加し、ユーザーが直接連絡することも可能です。

Yahoo!広告では、商品やサービスの特徴を短い文で強調することができます。特定の商品やサービスの特徴、メリットをハイライトすることも可能です。

広告文の設定方法

リスティング広告の広告文を設定する方法は、Google広告とYahoo!広告によって異なります。ここでは、それぞれのプラットフォームにおける広告文の設定方法について説明します。

Google広告の場合Yahoo!広告の場合
1.Google広告アカウントにログインする
2.広告文を追加または編集したいキャンペーンを選択する
3.広告グループを選択する
4.「広告と拡張機能」メニューから「広告」を選択し、「+」ボタンをクリックして新しい広告を作成するか、既存の広告を編集する
5.広告文を入力する
1.Yahoo!広告の管理画面にログインする
2.編集したいキャンペーンを選択する
3.対象となる広告グループを選択する
4.「広告」セクションで「新しい広告を作成する」を選択するか、既存の広告を編集する
5.広告文を入力する

広告文設定時に知っておくべき注意点

リスティング広告の広告文を設定する際には、次の点を注意することにが大切です。

  • 医療・薬事に関する法律への抵触
  • 景品表示法への抵触
  • 掲載が出来ない記号

上述した通り、広告文(説明文)は見出しの次に目を引く部分です。ここで紹介する点をしっかりと把握し、広告文の作成に役立てましょう。

医療・薬事に関する法律への抵触

医療・薬事に関連する広告を配信する場合、法律に抵触しないよう注意しましょう。具体的には、次のような内容は法律に抵触しかねません。

  • 正確でない健康効果
  • 不適切な医薬品
  • 認可されていない治療方法の宣伝 など

これらは消費者に誤解を招く可能性があり、場合によっては健康被害を引き起こす可能性もあるため、Google広告もYahoo!広告も厳格なガイドラインを設けています。

詳しくはそれぞれのページを確認しましょう。

参考:Google広告ポリシーヘルプ|ヘルスケア、医薬品
参考:Yahoo!広告ヘルプ|第6章 薬機法などの広告表示規制および個別の掲載基準があるもの

景品表示法への抵触

景品表示法への抵触にも注意してください。景品表示法は消費者保護を目的とする法律です。公正な競争を促進するとともに消費者の利益を守るために、広告表示に関するルールを定めています。

例えば、次のような広告表現は禁止されています。

  • 「絶対に痩せる」「100%効果」など、結果を保証する絶対的な表現
  • 「全員が当選」「無料」など条件があるにも関わらず、それを明示しない表現
  • 「業界No.1」「最も効果的」といった根拠のない比較や優位性を誇張する表現
  • 科学的に証明済み」「医師が推奨」といった、具体的な実証や根拠がないにも関わらず使用される表現

景品表示法に違反するような広告を掲載した場合、広告の掲載が取り下げられるほか、法的な制裁を受ける可能性があります。誤解を招くような誇張表現は避け、実際の商品やサービスの内容を正確に反映した広告文を心がけることが大切です。

参考:消費者庁|景品表示法

掲載が出来ない記号

Google広告もYahoo!広告も、掲載できない記号があります。一部の記号は広告の可読性を低下させたり、誤解を招いたりする可能性があります。

具体的な禁止記号や推奨されない表現はプラットフォームによって異なりますが、一般的に次のようなものが含まれます。

  • 「!!!」「???」や「★」「☆」「→」など、広告文を不自然に強調する記号
  • 「BIG SALE」「Free Shipping」のように、通常の文脈で使用されない大文字や全角文字の不当な使用
  • 絵文字(😍、👍など)の使用

掲載できない記号を使用した広告は審査で却下されるか、公開後に削除される可能性があります。ガイドラインやポリシーを確認し、推奨される表現方法で広告文を作成しましょう。

【入門編】リスティング広告文の作り方

リスティング広告を配信する際には、効果的な広告文の作り方を覚えておきましょう。一般的な作り方は次の通りです。

  1. 狙いたいキーワードを設置する
  2. 訴求軸の重複を避ける
  3. LPの内容を踏まえて設定する
  4. 競合の広告文を意識する

それぞれのステップを解説します。

狙いたいキーワードを設置する

リスティング広告文の中に、ターゲットとするオーディエンスが検索しやすいキーワードを組み込みましょう。広告文と検索クエリの整合性が向上し、広告ランクが上がって、表示される可能性が高まります。

例えば、「クラウド会計ソフト」の広告を配信する場合、「中小企業向けに特化したクラウド会計ソフトで経理作業を効率化!無料診断実施中」といったように、文章の中に自然な形でキーワードを組み込むのがおすすめです。

また、広告ランクが高まると、高い広告位置を獲得するために必要な入札額が実質的に低くなるため、効果的に広告予算を使用することができるでしょう。結果として、同じ予算でより多くのクリックやコンバージョンを獲得する機会を増やすことができます。

訴求軸の重複を避ける

リスティング広告を作成する際に、同じメリットや特徴を繰り返し強調するのは避けましょう。例えば、見出しと説明文はどちらも文字数が限られているため、同じことを繰り返し説明してしまうと情報量が少なくなってしまいます。

また、リスティング広告では訴求軸を複数設定することも大切です。複数の魅力やメリットを提示することで、最も効果的な訴求軸を見つけることができるでしょう。

例えば、「A」という広告では製品のコスト効率に、「B」という広告では品質に焦点を当てます。ることができます。「B」のほうがCVR(コンバージョン率)が高ければ、「B」に予算を投じたほうが効率的とわかります。

LPの内容を踏まえて設定する

広告文はLPの内容に基づいて作成することが大切です。広告文とLPの内容が関連していることで、余計な離脱を防ぐとともにCVRを高められるでしょう。

広告文とLPの内容に乖離があると、ユーザーは混乱し、離脱率が高まる可能性があります。情報が古くなったり製品がアップデートしたりした場合、LP自体を作り直すことも重要です。

競合の広告文を意識する

同じ対策キーワードで出稿している競合他社の広告文を分析し、参考にすることもおすすめです。競合の戦略や訴求ポイントなどを分析することで、より魅力的かつ効果的な広告文を作成できるでしょう。

このような競合分析を行う際には、SEMRUSHのような有料ツールの活用がおすすめです。SEMRUSHを使用すると競合のタイトルや説明文を検出し、効果的に分析することができます。

参考:SEMRUSH

【応用編】クリック率を上げるための広告文作成のメソッド

リスティング広告のクリック率を高めるためには、魅力的な広告文の作成が重要です。次のポイントを踏まえて広告文を作成しましょう。

  • 信頼感を訴求する文言を入れる
  • 具体性を持たせるために数字を活用する
  • 検索語句の内容を盛り込む
  • カッコや記号を用いて強調する
  • 複数の広告文をABテストする
  • ChatGPTを活用する

詳しく解説します。

信頼感を訴求する文言を入れる

信頼感を訴求するためには、自社の強みとなる部分を打ち出すことが大切です。例えば、「20年の実績」「満足度95%」「専門家監修」「安全無添加」などです。

必ずエビデンスをしっかりと明記し、嘘や偽りがないようにしましょう。あらかじめ広告のガイドラインや景品表示法の内容などを頭に入れてから、訴求の文章を考えるのが大切です。

具体性を持たせるために数字を活用する

リスティング広告文は数字を用いることで、商品やサービスの価値を明確に伝えられます。広告の内容がより具体的で理解しやすいものになるためです。

具体的には、次のような書き方が挙げられます。

リスティング広告では、消費者がサービスや商品に対して安心感を抱くような表現を用いることが重要です。潜在的な顧客の不安を軽減することによって、離脱率の減少とCVRの増加に繋がります。

  • 24時間以内に返信
  • 500種類以上の商品ラインナップ
  • 初回利用で20%オフ

具体的な数字を用いることで、サービスや商品の効果、対応の速さ、選択の幅広さ、お得さなどをユーザーに伝えられます。景品表示法に則って明記し、エビデンスを提示するようにしましょう。

検索語句の内容を盛り込む

リスティング広告の作成時に、ターゲットオーディエンスが使用する検索キーワードを広告区分に取り入れましょう。検索結果と広告内容の一致度が高まり、ユーザーが検索しているキーワードに直接関連する広告を表示することができるでしょう。

例えば、ユーザーが「低糖質ダイエット 食品」と検索している場合、広告文に「低糖質ダイエットにおすすめの食品」という文章を盛り込むことで、検索意図に直接応える形で広告を提示できます。

検索結果に合致すると、広告のCTR(クリック率)やCVRの上昇に繋がります。さらに、クリックが発生しているキーワードを踏まえて広告文を定期的に調整することで、パフォーマンスをより向上させられるでしょう。

カッコや記号を用いて強調する

カッコや記号(「!」や「|」など)を用いて強調することで、メリットやポイント、注意点などを視覚的に際立たせることができます。例えば次のような書き方が挙げられるでしょう。

  • 初回契約でサービス利用料50%オフ!
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記号を適切に使用することで、読みやすさを保ちつつ、重要なポイントを効果的に伝えられるようになるでしょう。ただし、使用するプラットフォームのガイドラインに違反しないように注意してください。

複数の広告文をABテストする

異なるバージョンの広告文を同時に配信することもおすすめです。広告文の効果を評価し、最も効果的な広告戦略を特定できます。

例えば、異なる見出しや広告文、キーワード、CTAの表現など、一つまたは複数の要素を変更して効果をテストします。そうすることで、客観的に「どのような訴求が最も効果的か」が判明するでしょう。

また、ABテストを行うことで広告のパフォーマンスを最適化し、広告と検索意図の整合性を高めることができます。結果として広告の品質スコアを改善し、広告ランクを高めることに繋がるでしょう。

ChatGPTを活用する

ChatGPTを利用することで、広告文の初期草案を素早く生成したり、異なるアプローチを試したりできるでしょう。広告のコンセプトやキャンペーンの目的に基づいて、さまざまな角度から広告文を迅速に提案してもらえるため、アイデアの幅が広がります。

ただし、AIによって生成された広告文をそのまま使用するのはおすすめできません。いわゆる高度なAIプロンプターでなければ、ユーザーの心に刺さるような文章の生成は難しいためです。したがって、訴求時や表現などのヒントとして使いましょう。

参考:ChatGPT

広告文はPDCAを回すことで成果が得られる

広告文は見出しの次に目立つ部分であるため、しっかりと内容を吟味することが大切です。本記事で紹介した点を実践し、効果的な広告文を考えましょう。

また、広告文はPDCAを回すことで成果が得られます。作って終わりと考えるのではなく、期間を決めてPCDAを回し、広告文の最適化に努めましょう。

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