Instagramストーリーズ広告の出し方【特徴やメリットもご紹介!】

Instagramは若者を中心に人気のSNSで、特に美しい写真画像をメインとした投稿を得意としています。

今回ご紹介する『ストーリーズ広告』は、Instagramの中でも最近特に人気の高い機能である『ストーリーズ』に広告を配信する方法です。

『ストーリーズ』は、タイムラインと呼ばれる一般的なフィード投稿とは異なる、短時間の画像や映像をフォロワーにシェアできる機能のこと。このストーリーズに投稿した内容は24時間で自動消滅する仕組みで、フィード投稿よりも手軽に日常の何気ない画像や映像、ライブ配信ができると好評です。

2021年現在、日本のInstagramのアクティブユーザーの約70%が『ストーリーズ』を利用していると言われています。その投稿件数は、1日あたり700万を超えています。

このInstagramのストーリーズにひと際目を引く広告を配信出来れば、より高い広告効果を期待できるでしょう。

以下では、そんなInstagramのストーリーズ広告の出し方と、特徴やメリットを解説します。

目次

Instagramストリーズ広告とは

ストーリーズ広告とは、その名の通り、Instagramのストーリーズの投稿の合い間に自然に配信される広告のことです。

Instagramのストーリーズ広告では、スマートフォンの画面全体を使ってダイナミックな広告を配信できるため、インパクトの強い広告を配信できます。

まずは、Instagramストーリーズ広告の特徴やメリットをご紹介していきましょう。

Instagramストリーズ広告の特徴

ストーリーズ広告の最も大きな特徴は、スマートフォンの画面いっぱいに広告が表示されるところです。

通常のタイムラインのフィードでは、他の投稿にせっかく出した広告が紛れてしまい、広告を飛ばされる可能性が高くなります。

しかしストーリーズ広告では、Instagramのユーザーがストーリーの投稿を3回再生すると最低でも1回は広告が表示される仕組みとなっているため、広告に気付かれないという心配はありません。しかも、ストーリーズの映像はノンストップで次々と流されます。そのため、広告が他の投稿と自然に調和しやすく、ユーザーが広告動画に違和感を感じにくいのも特徴です。

ただし、配信した広告を最後まで見てもらうにはテクニックが必要となります。

それは、ストーリーズに配信した動画や画像などの広告に対し、ユーザーに興味を持ってもらえないと簡単に飛ばされてしまうからです。それを防ぐためにも、最初の数秒間で最後まで見たくなるようなインパクトのある『仕掛け』が重要となります。

そして広告に興味を持った方が自社のサイトを訪問する際も、従来のようにリンク先をクリックすることなく画面を上部に向かってスワイプするだけで閲覧が可能です。フィード内広告と比較して、リンク先へ誘導しやすいのもストーリーズ広告の特徴と言えます。

このように『配信した広告が画面いっぱいに表示され確実にユーザーの目に留まる』『ユーザーが広告を受け入れやすい』『広告に興味をもったユーザーを自社のサイトに誘導しやすい』などがInstagramストーリーズ広告の特徴です。

ストーリーズ広告のメリット 

ではここで、ストーリーズ広告のメリットを紹介します。

ストーリーズ広告では、一般的なフィード(タイムライン)広告に比べ、スマートフォンの画面全体を使った広告表示が可能です。広告は、できるだけ多くの情報を短時間で提供することが大切。そこで画面の大きさを最大限に活用できるストーリーズ広告は、それだけ他のSNS広告よりもメリットが大きくなります。

ストーリーズは、スマートフォンの画面での配信を前提としているため、広告のクリエイティブも基本的に縦型となります。そこで画面の上部で動画を配信し、下部を画像とテキストにするといった、視聴するユーザーの興味を引くための仕掛けが必要です。

またストーリーズでは、投稿画面の移り変わりがスムーズに行われるため、自然に動画を視聴できます。ストーリーズ広告を活用する際は、この利点を活かすことが大切です。Webサイト上にある広告の多くは、その画面をショートカットして飛ばすことが可能なため、広告感を出すとすぐに飛ばされてしまいます。そこでストーリーズ広告を出す際は、この点に十分注意し、広告感の少ないお洒落な広告クリエイティブを作成しましょう。

Instagramストーリーズ広告では、配信した広告から直接自社のWebサイトなどへユーザーを誘導することができます。広告に興味をもった方を直接LPへ誘導できれば、コンバージョンの確率を上げることができるでしょう。

また、商品やサービスの販売だけでなく、YouTubeの登録者数や再生数を上げる目的でもストーリーズ広告は有効です。まずはあなたの目的に合わせた活用法で、Instagramストーリーズ広告からの業績アップに努めましょう。

ストーリーズ広告の配信は、基本的にFacebook広告マネージャーで管理を行います。このFacebook広告は、出稿最低金額の100円から配信が可能です。また、インプレッション単価制(広告の閲覧数に合わせて広告料金が発生する仕組み・クリック単価の逆手法)で広告を配信する場合、ストーリーズ広告は他のFacebook広告やInstagram広告よりもインプレッション単価が60%~75%程度に抑えられるメリットもあります。

ストーリーズ広告を効果的に使うには、ストーリーズの特徴を良く理解することが大切です。そのストーリーズの特徴を活かした広告を意識してください。

Instagramストーリーズ広告の配信方法 

それでは実際に、Instagramストーリーズ広告の配信方法を解説していきましょう。

facebook広告マネージャより入稿 

Instagramストーリーズ広告は、Facebook広告と同じ方法で広告の配信設定を行います。そこで、まずはFacebook広告マネージャを利用するためのFacebook広告アカウントの作成が必要となります。

Facebook広告マネージャとは、Meta社(旧Facebook社)が提供する無料の広告管理ツールです。このツールを使うことで、Facebook・Instagram・Messenger・Audience Network(東洋経済ONLINE、現代ビジネス、食べログなどの諸サイト)へ広告を掲載できます。

このFacebook広告マネージャは『Facebookビジネスマネージャ』の機能のひとつです。そのため、Facebook広告マネージャを使用するために、まずは『Facebookビジネスマネージャ』のアカウントの開設が必要となります。

そこで、まずは『Facebookビジネスマネージャのアカウント開設』の方法から解説します。

◎Facebookビジネスマネージャのアカウント開設方法

1⃣Instagramストーリーズ広告への配信では、まず最初にFacebookの指定URL

『https://business.facebook.com/』を開き、ログインしてください。

2⃣ログインが完了したら『アカウント作成』をクリックします。

3⃣アカウント作成画面では、あなたのビジネスに関する詳細情報(会社名・氏名・メールアドレス等)を入力し『送信』します。

このアカウントに使用する会社名や氏名は、Facebookビジネスマネージャに表示されるだけです。そのため、正式名称で登録しなくても問題はありません。

ただし、他のビジネスマネージャで使用している会社名を使用することができないので、もしも同一の社名がある場合などは、記号や番号を付けて区別すると良いでしょう。

4⃣次に、アカウントの作成時に登録したメールアドレス宛にメールが届いているので、メール内に添付されているリンクをクリックします。これでアカウント開設は完了です。

Facebookビジネスマネージャのアカウントが開設できましたら、次に行うのが『Facebook広告マネージャのアカウント開設』となります。ここでは、まだ自身の広告アカウントがない方を対象に解説します。

◎Facebook広告マネージャのアカウント開設方法

4⃣まずは支広告の支払い方法を設定します。
『ビジネスマネージャ』のトップページの『ビジネス設定』→『支払い』→『追加する』という順番でクリックしていくと、支払方法が表示されます。項目は請求先の国や通貨、クレジットカード名義とカード番号、カードのセキュリティコードなどです。これらを入力すれば完了します。

5⃣広告アカウント作成

支払い方法を設定しましたら、また『ビジネス設定』に戻り、画面内の『広告アカウント』をクリックし『追加する』を続けてクリックしてください。次に表示される『広告アカウント名』の登録画面で会社名などを登録し、記入後に『広告アカウント作成』をクリックすれば『Facebook広告マネージャのアカウント開設』の完了です。

キャンペーンの設定

Facebook広告マネージャのアカウントができれば、次にInstagramストーリーズ広告に広告を配信する準備に掛かります。

まずはキャンペーンの目的を設定します。『マーケティングの目的は?』の欄では『エンゲージ』以外の目的から最適な項目を選択してください。ここはそれほど重要な項目ではありません。近いものを選択すれば良いでしょう。

広告セットの設定

広告セットの設定では『配置』の項目を確認します。『自動配信(推奨)』の項目にチェックが入っている状態にするようにしてください。これでストーリー広告に配信が可能となります。

もしも『手動配信』を選択するのであれば、配置画面内の『ストーリーズ』にチェックをすることで、ストーリーズ広告の配信が可能になります。

広告の設定

広告の設定では、広告を配信する際のFacebookや Instagramのアカウントを設定します。配信する企業のFacebookページがすでにある場合には、Instagramのアカウントがない場合でも配信が可能です。

ここで登録されている名前で広告が配信される仕組となっていますので、登録名などに間違いがないかを確認しましょう。

配信ごとにクリエイティブ設定 

Facebook広告マネージャからは、Instagramストーリーズ広告以外にもざまざまな場所に広告を配信することができます。そのため、どの広告を利用するかによって広告のクリエイティブ(広告コンテンツ)を適切なサイズに合わせる必要があります。

ストーリーズ広告を目的とする場合には、クリエイティブ画面内にある『配置を編集』の中から『ストーリーズ、アプリとサイト(配置5件)』を選択しましょう。

選択ができると、ストーリーズ広告のプレビューが表示されます。プレビューが確認できたら、左側の『メディア』内の『変更』をクリックし縦型の画像を選択。そして、右下の『保存』ボタンを押せば完了となります。

画像サイズと審査規程 

Instagramストーリーズ広告では、原則としてFacebook広告が規定する画面サイズの中から好きなサイズを選択できます。しかし、画像内の文字が全体の20%を超えると配信量を減らされる可能性があるので注意が必要です。

また、Instagramストーリーズ広告の特徴であり、最大のメリットでもある全画面を使った広告を有効に活用するため、縦型画像でアスペクト比9:16(1,080×1,920)を選択してください。

Instagramストーリーズ広告の費用

Instagramストーリーズ広告は、Facebook広告と同じ1ドル(100円程度)から始めることができるのが魅力ですが、実際には100円で広告効果を期待できるということはありません。

Instagramストーリーズ広告の広告課金の方式は主に以下の4つがあります。

・CPC(Cost Per Click)課金…広告のクリック回数に合わせて課金される方式

・CPV(Cost Per View)課金…動画が再生回数によって課金される方式

・CPI(Cost Per Install)課金…アプリケーションのインストールごとに課金される方式

・CPM(Cost Per Mille)課金…広告動画が1000回表示されるごとに課金される方式

以上の4つの中から、自社に最適な広告課金方式を選ぶことになります。広告代理店の発表では、Instagramストーリーズ広告の費用は一般的に30万円~50万円が相場です。

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まとめ

いかがでしたか?このように、Instagramストーリーズ広告を利用することで、Instagramユーザーに対して効果的な広告を配信できます。

Instagramユーザーの多くは10代~30代の消費世代であり、今後更に消費が増えていく世代層と言えるでしょう。そこでこの記事を参考にして、より効果的なInstagramストーリーズ広告を作成・配信し、あなたの会社の業績アップにお役立てくださいね!

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LifunextはMeta Business Partners認定パートナーです。パートナー会社を選ぶにあたって媒体とのリレーションは重要になります。認定代理店としての独自情報等もご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。

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